砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

血統論への私見

私はサラブレッドの血統を好みます。その入門は「血は水よりも濃し」を書いておられる望田潤氏のものでした。 2014年以降からブログをずーっと愛読しておりまして、そこから望田氏の師匠である笠慶次郎氏を知ったという形です。この方の金言・・・金言で…

2021年皐月賞予想

◎ダノンザキッド ◯エフフォーリア △ラーゴム エフフォーリアはブエナビスタみたいなものだと思っていて、それならレッドディザイアとかナカヤマフェスタとかドリームジャーニーとかの様な小回り巧者にもチャンスがありそうです。 しかし小回り巧者というのは…

2021年桜花賞予想

ディープ×Northern Dancer直系が勝ちまくる時代がありました。マルセリーナ~ハープスターの時代ですね。 そこからレッツゴードンキの奇襲があり、時代は大きく変わりました。レーヌミノルからの直近4年の勝ち馬は短距離馬+三冠馬です。スピードの要求がエ…

2021年大阪杯予想 

これが東京2000mですとか、中山2000mなら悩むことはなかったと思います。グランアレグリアのことですね。 平坦向きの1400m馬ってのは意外と距離が保つものです。メイショウスザンナがクイーンSを勝ったように、スピード勝負の内2000mな…

本日の進捗

「キズナ産駒ってStorm Birdへのニアリーで指名馬絞れんじゃないかな」 「ノーザンテーストニアリーの成功例が乏しい割にはビアンフェという馬がある」 「これFriar's Daughterあたりの仕業じゃねぇかな。ドイツとフランス的な。」 「Princely Giftとキズナ…

駆け上がらないノーザンテースト

今にして思えば・・・というとすごく残念な血統マニアですが、とまれ、今更になり、改めてかもしれませんが、気づきました。ダイワメジャー産駒って駆け上がらない。 急坂で粘り尽くす!とか、登ってから更に差し脚を伸ばす!とか、そういうダイワメジャー産…

人工授精に絡む某記事へのコメントへの

blog.livedoor.jp 種付け数に上限を設ける・・・という話題、面白いものなので、私もここで参加しようかと。 私は介護業界に属しておりまして、そこから話をいたします。 ケアマネの持てる顧客数、正確には単位なんですが、詳しい説明を省くために顧客数とし…

グレートマジシャンについて少々

ナイトマジックの仔は「これはこれで小さく出るのが正解じゃないか」ということで見送りした馬でした。馬格があって正解だったんかな。サドラーだし。 イタリアとドイツって感じの母系で、そりゃバーデン大賞とドイツオークスを勝ってるお母ちゃんですから。…

種牡馬ドレフォンについて考えること

ドレフォンは結構ブログで取り上げていた記憶があるんですが、Siskinと混同していたり、下書きのまんまで終わっていたりして、主題としては取り上げたことがなかったってのが事実。 とりあえず下書きのものを参考にしつつ、ササッと書こうと思います。 ドレ…

ASKAの異常について

「またやってんのか?」という塩梅のASKA。性的なニュアンスを含む画像に「いいね!」をつけるなど、ご乱心です。 ネットニュースなどではトランプ大統領云々を含めていますが、そこらへんは許容範囲。元からオカルトや陰謀論が大好きな人ですし。流石に最近…

ダイワメジャー肌の可能性

今週のシルクロードSに出走するヴェスターヴァルトが母父ダイワメジャー。 「ノヴェリスト×ダイワメジャーか・・・」てなもんで、ノヴェリストって意外というか順当というか、母父非Nasrullahが結構走るんですよね。ディープとかダンスとか。 ノヴェリストの…

少しばかりのPOG回顧

POG

もうPOGは終わった感じでして、それは別に差がついてしまったということとは別で、意識が今年の指名へ向いているという。 注目選手がシーズンでどれだけ働けるか・・・という視点は終わっているわけで、あとはクライマックスシリーズと日本シリーズ。シーズ…

クロフネが亡くなったということで

クロフネは種牡馬として偉大な結果をもたらしましたが、現役時に見せたインパクトに見合ったパフォーマンスであったかというと・・・。 血統表通りにしかRobertoな4角先頭力を伝えなかったというべきで、血が薄まるにつれてフレンチデピュティな切れ味に特…

2020年有馬記念回顧

勝ち馬は強かったんですが、作戦の弱点を突いたところはあるかと思います。 フィエールマンの前受けはスロー前提で、バビットの逃げに構えられるなら後続を封じられるだろう、というものであったかと思います。 そのまま進めばスローだったと思いますし、ク…

2020年有馬記念予想

◎サラキア ◯クロノジェネシス △ラッキーライラック とても悩ましい話でして。3歳馬の逃げでバリバリの有馬記念が実現するかというと怪しい。これを動かそうともなると菊花賞馬がやるべきなんですが、ワールドプレミアもフィエールマンも臨戦が悪いんですよ…