砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

血統論

Admirationの道

前回のあらすじ Blue Larkspurまみれではダイナカールの成長力は頼られない。それなら別のところから成長力を補おう。そうだね、Pretty Pollyが頼れないならば、その母ちゃんであるAdmirationを頼ろうじゃないか。 まず最初に書いておきたいのは、それより僕…

Kingmambo≒エアデジャヴー

とりあえずこんな感じ・・・であるが、血統を知る人にとっては意図を感じるかもしれない。囲みの中とか結構強引だものねぇ。 これにあと付け足すとしたらLady Jororくらいなもんで、Bull Dog=Sir Gallahadは放置。NashuaのFlambetteと同じようにFlaresへ集…

ヒットザターゲット、ラストランへ。

俺が競馬を始めたのは2013年のヴィクトリアマイルで、馬券デビューは同年の日本ダービー。 VMでは「昨年の覇者がこの人気とか美味しいじゃん!」と分かりやすいビギナーズラックを迎えるはずだったが、車を修理に出していて馬券を買えなかった。満を持して迎…

不思議のルーラーシップへ推測を

現在進めている「ディープインパクト推論」は以下の様なものだ。 (a)Prince RoseとHyperionはUnbreakableにより紐づけされる。 (b)Princequilloの働きはMarco血脈とLady Angelaにより紐づけされる。 (c)Northern DancerはBlue Lakrspur血脈により異系を得る…

計り知れぬルーラーシップの出力

ルーラーシップはキセキの菊花賞制覇により重賞初制覇とG1初制覇。クラシックで好走を続けたダンビュライトも明け4歳でAJCCを楽勝して再びG1戦線へ名乗りを上げている。 そして先程クイーンカップをテトラドラクマが逃げ切った。1000m通過57.8秒というハイ…

Affirmedについて その1

今年の3歳馬にAffirmedの良い馬が揃っているので、これについて詳細に書こうと思う。 見るべきは母Won't Tell YouのSir Gallahad=Bull Dogの強い緊張と、それをFighting Fox=Gallanat Fox2×4に集約させているところ。そんで父Exclusive Naitveは非Sir Gall…

キタサンブラックに見るHalo

最近はTwitterをbotで回すのが楽しくあり、ふと思いついた小言なんかを登録して回している。 ブログに書くととち狂う様に書きまくるから自分でも読み返すのが面倒になるくらいだから、一言二言でまとめて勝手に回してくれるbotというのもなかなか便利だ。「…

オルフェーヴル黄金配合 HtR全クロス

8分の1サンデーでHtR全クロスというのはまぁ・・・基本線はND過多配合なのではないかと。Halo的な部分とMountain Flower的な部分がNDでオンになるので、それに対抗してLa Troienneを隠し味にHtRというかNothirdchanceをオンにしていこう、という。 それはラ…

4分の3には4分の3か

リスグラシューの配合を見ていっつも思う。母4分の3NDの「4分の3ND、4分の1サンデー」はG1級であるのかどうか。 確かにキングカメハメハ産駒にはそういった部類が多くあり、ドゥラメンテもそれで成功している。けれどキンカメ自身は4×4×6という薄い配合であ…

ビッグアーサーが種牡馬入りすると聞いて

そういえばKLANがサービスを終了するそうで。シンプルかつ機能的で直感的操作の出来る良いデータベースだったと思う。血統を見るには不適切だけれども。 ビッグアーサーは中距離サンデーが全盛の現代では有用な存在だろう。同じ非サンデーの短距離馬であるロ…

ロードカナロアの伝えるSecretariat=Syrian Sea

今のところ「4分の1Secretariat=Syrian Sea」の影響が強いロードカナロア。ディープインパクトよりもややスタミナ的でありパワーとの脈絡が弱い影響なので、突進力を伴う斬れではない。斬るというよりも滑る様な末脚を使う産駒が多いか。 だから直線一気で…

新潟記念回顧

テンの1Fが12秒9と遅かったもののそこからはジワジワと速い流れ。フワッとペースを落として、ラスト4Fを流れるままに12.0-11.4-11.2-12.0で刻んだ。ツムツムらしい強気&強気のラップである。 だがこれほどのラップを刻んだウインガナドルが4着まで残してい…

小ネタ放出(ふと思いついたもの)

・ナスフリートの意義 先生が「ナスフリート」に着目、発表されたのはヴィクトワールピサの黄金配合に際してだったかと思う。だが長期的に見た場合それはサンデーサイレンスクロスにおいても重要とされるものだろう。 今のところサンデークロスの重賞勝ち馬…

アドマイヤリードとトウカイテイオー

さて、ルドルフは書くがテイオーは難しそうだ。だからここでちょっと小ネタ放出。トウカイテイオーとアドマイヤリードの靭やかさは同一なのではないか、という話。つまりMassine絡みだろうってわけで、このためにトウカイテイオーはRobertoを受け入れ、またM…

千四馬を支える濃厚な持続力

見出すまでである(キリッ) とは思いもしたが無茶振りじゃないかね、自分自身へ。何が悲しくてそんなことをしなければならぬのだ。牝馬の千四馬は珍しいわけじゃなかろうが、それを発揮した例はとてつもなく少ない。発揮するべき舞台が少ない・・・。つまり血…

ロードカナロア×ディープインパクトを成功させるには その1

前提の一つとして、ラストタイクーン≒Storm Cat≒Alzaoに対する4分の1異系を母母に求める。非情に靭やかな要素が4分の3としてあるため、これを頑強とする仕組みでなければならない。まずこれについて考えようと思う。 ・In Reality ・Mr. Prospector×Buckpass…

先生の仰る「他の締め方」を考える

ロードカナロアの母レディブラッサムはSecretariat=Syrian Sea3×4で、ロードカナロアは種牡馬としてこの靭やかさを伝えがちなのだ・・・という話であった。 この靭やかさは「4分の4Princequillo」を形成するものであるので微かな接触にも敏感に反応する。Mi…

ヴォージュに見るナカヤマフェスタ産駒

ヴォージュは重賞を勝つ器ではないにせよ、三味くらい足りないだけで方向性は正しいかと。 フジキセキ≒ステイゴールドが成立するのは、フジキセキの成功配合馬が母系からNijinskyやDeputy Minister+Nashuaを引いてくるから。フジキセキはIn Reality弄りとFl…

シルキーラグーンに思うこと

非NDサンデー種牡馬がこれほどハマる繁殖も珍しい。叶うことのない理想を言えばマンハッタンカフェを狙いたいし、ネオユニヴァースでもありかと思う。だがそれでG1馬が作れるかと言えば微妙であるから、Pacfic Princess頼みにディープをつけるのも当然かと。…

今一度オルフェーヴル産駒を考える オルフェ本馬編

・前情報 牝系はErin。大抵の場合においてSir Gallahadを取り込んでまくりを打つ血統だ。遡ればCherokee Rose、Belle Roseといった具合で、Belle Roseの代表的な後継繁殖はSweepを輩出したPink Domino、Cherokee RoseからはStorm Catなどが見られる。その為…

エイシンフラッシュ備忘録

エイシンフラッシュの配合で最もいじり甲斐のある場所は父父Kingmamboであるが、これを弄るということになるとクラウンドプリンス=Majestic Princeやジェイドロバリーということになる。 一定の効果はあるであろうし、弄らないよりはよっぽどましである。だ…

何故~(略) その3

話が見えなくなってきたのでまとめる。 一文でまとめると「Lyphard4×4の緊張に対して他血統が限りなくアウトブリードとされており、その中で緊張と緩和の取捨に優れた配合である。」 緊張による表現(Lyphard及びNorthern Daner)も素晴らしいのだが、それよ…

何故ブラックタイド産駒が高速で~(略) その2

さて、キタサンブラックの配合における最大のポイントはどこでありましょうや。 それは「4分の1Blue Larkspurクロス、4分の3非Blue Larkspur」のブラックタイドに対して、更に非Blue Larkspurのシュガーハートを重ねたことだ。このあたりの頑強をとことん無…

何故ブラックタイド産駒が高速で粘って見せるのか

典型的なブラックタイド産駒とは ・道悪でゴリゴリする →ディープと違ってダートでの実績もある。 →ただし、ディープ嵐猫やディープエルコンは道悪でヌルヌル抜け出してくる ・前受け必須 →末脚を使ってどうこうという馬はいない →ディープは末脚を使う傾向 …

Bend Or=タドカスターから見るSardanapale

今まで血統論を深めて来た中で実感してきたことに「SardanapaleとLadasがニックスなのは間違いないけれど、Sardanapaleの重要さは薄れている。」というものがあり、あまり熱心にSardanapaleを探ることはなくなってきていた。それでもその父Prestigeの配合に…

エイシンフラッシュ産駒の配合について について

Sans Souciの観点から色々探れるはずだぜ! という風に勇んでいたわけだが、難しくなった。基本的にその原因は俺の持つものではない。 大きな事件のために断念せざるをえない。それは今の今起こったことではなく、ここ数年に明らかとなった重大な事実による…

エイシンフラッシュ産駒の配合について Princequilloの解明

Princequilloの働きについてはディープインパクトとオルフェーヴルの産駒を比較することで分かってくることも多いと思う。これにディープスカイなんかも加わって楽しい世界が広がるかと。 それにエイシンフラッシュが加わるはずだが。 最初に書いておくが、…

先生の大喜利に際して 終章

ツァーリーナはヨハネスブルグの種を受胎したとのこと。 Seattle Slewは「4分の3Blue Larkspur、4分の1Poker(Round Table×Nasrullah×Striking)」。A.P. Indyは「4分の3Blue Larkspur、4分の1Secretariat(Bold Ruler×Princequillo)」でやっていることは大…

エイシンフラッシュ産駒の配合について 斬れの証

エイシンフラッシュの胴はKingmamboというよりもRibotに近い。Ribot自身ほど胴は伸びていないしタップダンスシチーほど重いものでもないし、またリアファルやほど鋭く伸び上がる腹でもない。 太くゆったりしつつも、緩やかに腹が巻き上がっている姿であり、…

エイシンフラッシュ産駒の配合について 対Blue Larkspur続き

前回はデンコウアンジュとの配合で終わった。 エイシンフラッシュが希薄なBlue Larkspurクロスしか持たない種牡馬であるため、おそらくこれにまつわるパワー&スタミナをもろに食らうことになるだろう。 逆を言えばエイシンフラッシュを尻に敷く繁殖牝馬はBl…