砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ソールオリエンスが京成杯を勝利

POG

「POG期間内」で「POG指名馬」による重賞勝利は初めてです。めでたい。 勝ちっぷりは想像だにしないものでしたが、外が伸びる馬場ということもあってはしゃぎ過ぎないようにしています。それを差し引いても素晴らしい内容でしたが。 ソールオリエンスを指名…

あけましておめでとうございます

よし、チャゲアスのランキングでも書くか!と思い立ったのですが・・・過去記事を読み返すともうやってなかったんですね、私。毎年恒例みたいな感じだと自分では思ってました。 なんでだろう。一時期から「もう競馬のことしか書かんぞ!」と決めたからでしょ…

更新予定表(23/01/31更新)

競馬について書くことがめちゃくちゃあります。 1,「Nasrullah×PrincequilloとGrey Sovereign×Prince Bioの差」 2,「ステイゴールド×キングカメハメハの成功」 3,「ステマ配合におけるロイヤルサッシュとスノッブ」 4,「ショウナンパンドラに見るフ…

年末に吐く長い独り言

今年も大満足の有馬記念を終えて年越しを迎えます。ダービーも馬券が当たりましたし、この調子で負け分を取り返していきたい。10年に1度3連単を当てれば回収できる計算だったのですが、ちょっと配当が低かったんで・・・。 今年のダービーは回顧する必要…

ステイゴールド×キングカメハメハ雑感

ステイゴールドってMontagnana≒Big Gameとか、Biologie≒ガーサントとかがお好きな感じ・・・? — 貫一 (@hourglass_blood) 2022年12月29日 東京大賞典でオルフェーヴル×キングカメハメハのウシュバテソーロが勝利し、ホープフルSではドゥラメンテ×オルフェー…

10分で終わらせるホープフルS予想

10分しか考えないので馬券は買いません。 有馬記念からして内の馬場は悪い状態でしょう。外優勢と読むにせよ、2歳馬が2000mでまくりを打つのは大変なこと。馬場を読んで、じっと我慢し、最後に差し込むような形ではないか。 ファントムシーフはDansi…

2022年有馬記念回顧

書いてたけど、書き終えられませんでした。きちんとしたものを仕上げようと書き直しを繰り返していたら、自分の書こうとしていることが分からなくなるという、そういうやつです。 校正ってのはきちんと書き上げてからするもんで、途中から「これいらない、こ…

2022年有馬記念予想 その1

有馬記念は長いスパートから制するのが基本です。今となっては昔となりますが、その時の私はこんなことを書いていた気がします。 ノーザンテーストは3角で、Lyphardは4角で、Danzigは登坂で勝負を決める ノーザンテーストというのはオルフェーヴルを筆頭に…

2022年朝日杯FS予想

なんかこう、朝日杯FSや阪神JFに出走する競争馬の血統を褒めたら「それならそれPOG指名すりゃよかったじゃん」って話になりそうで、あんまりストレートに褒められない難しさがあります。 出走表すら見たくないレベルで、大体この時期はゲームやって現実逃避…

キタサンブラック産駒を考える

阪神JFに出走するラヴェルの血統表を眺めて色々思うのです。 まず比較対象としてリバティアイランドがおるわけですが、種牡馬ドゥラメンテというのは淡い馬体にスラッと伸びた脚、Tom Fool的な中距離馬を出しやすい傾向を感じています。それで成功しているの…

血統マニアとは

私は自称「血統マニア」でして、これは「血統派」とは一線を画するという面があります。これは貶める意味合いが強くて、おそらくは他者の使う「血統マニア」とも意味が異なります。 私感に終始する話なのですが、「血統派」というのはデータと歴史の考え方で…

2022年ジャパンカップ回顧

スロー戦で外から流れ込むシャフリヤールというのは、どう見ても勝ちパターン。それで勝ち切れないのは格付けの意味合いが強くありまして、上位はほとんど差のない内容だったかと。 ◎を打ったシムカミルはまぁ、仕方がないかな。あそこからギアを上げること…

2022年ジャパンカップ予想

キーファーズ御用達繁殖であるサラフィナの近親がシムカミル。 ジェニアルやゴータイミングのイメージからしても純正の逃げ馬というイメージはつきづらく、先行馬としての完成がベターでしょう。 ミッキーロケットと似た配合なのですが、彼はトリプティクの…

2022年マイルCS予想

ソダシがキンカメ牝馬であれば混合G1で本命を打つことはないでしょう。クロフネ産駒というのが絶妙に難しくありまして、アエロリット級であれば間違いなく勝ち負けの機会があります。 それでも展開の利は間違いなく必要で、歴戦の猛者が揃った以上は「スロー…

ソールオリエンス雑感

POG

脚元の問題があった馬ですが、指名後にも一頓挫さらにありました。昨年はレッドアヴァンティとディーンズリスターが絶望を提供してきたもんですから、軽くトラウマになってます。 幸いにして新馬戦までこぎつけ、立派に勝ってくれました。前評判がやたらと高…

2022年エリザベス女王杯予想

阪神2200mの牝馬というとマリアライトとかスイープトウショウとかがイメージとして強く、なんとなし、Mr. Prospectorっぽい、軟弱さすら感じる靭やかさでグルリと回ってくると強いんでないかなぁ、と。 外をフヨフヨと回ってくるイメージならばテルツェ…

2022年天皇賞秋予想

今年もやっぱり悩ましき秋天。G1予想に悩ましさを感じないこともないんですが。 順当ならジャックドール本命でいいと思うのです。Unbridled's Song丸出しの先手を打つ競馬は快いもので、先行競馬を身に着けたことで後方に対する先手を打ちやすくなったのも二…

Pico Neo3 Linkを購入して思ったこと

8月下旬に体ぶっ壊しまして、1ヶ月ほど仕事を休んでいました。「リコリス・リコイル」とか「振り返れば奴がいる」を視ていたのは、そのためです。 医者には「慢性疲労症候群みたいなもんだね」と謎の言葉を告げられました。「慢性疲労症候群」は診断のつか…

血統備忘録 22/10/25

菊花賞のCaro持ち馬の精査 反応の良し悪しに焦点を当てる 反応の良さ≒高速巡航能力の低さ、という見方 アスクビクターモアが出していけたのは、反応に鈍さがあるためではないか

血統備忘録 22/10/24

Good Goods・Brown Bud・Toroの繋がり。ToroとGood Goodsは兄弟。Brown Budはその従兄弟。 これらの属するF2-o族にはThe TetrarchやSpy Song=Mr. Musicがある。 Brown Budの4代母Eglentineは、Spy Songの7代母であるCinderellaと同父の叔母姪の関係である…

2022年菊花賞予想

今年の菊花賞が難しすぎて無理っす。 阪神内の菊花賞なんてSpecialとTom Foolでいけるでしょ、と思ったのです。しかしそんな都合の良い馬はおらず、出走馬の血統をチェックしたらすげぇ変なレースになっていました。昨年の傾向は追えませんね。 総じて、小器…

保険と馬券

すごくどうでもいい話をします。保険というものについてです。 しっかりとした大人たちは「保険に入ったほうがいいぞ」といいます。私にとって保険は「MASTERキートン」の世界にあるものであり、種牡馬にかけられるものです。人が保険に入る理由があるのだろ…

2022年秋華賞回顧

予想を見直して、「そういえば今年の秋華賞にはシュヴァルグランもいないしブラストワンピースもいなかったな」と思い、回顧などをします。 イメージとしてはレイデオロのダービーに近くて、ナミュールがスワーヴリチャードのポジション。2冠馬スターズオン…

2022年秋華賞予想

ここをアートハウスが勝つならば、ジャパンカップにおける有力候補となるだろう・・・という読みがまず一つ。しかしそれは、おそらく1年後の話で、今年ではないでしょうね。(1年後に秋華賞は走れない) 1年後なら秋天でもジャパンカップでも有馬でも印を…

ブリックスアンドモルタルの配合について

来期のPOGではブリックスアンドモルタルを狙いたく思い、長期的にあれこれ考えます。 3代母Broadway Lullabyが異系の扱いが可能な血統です。Prince Rose直系なのでNasrullahを迎える準備が整った形。この母の父がOlympiaなので、ここでややこしさはありそう…

振り返れば奴がいる 考察

「リコリス・リコイル」を視たら、「振り返れば奴がいる」を視たくなりました。ED曲の挿入的に・・・。 「振り返れば奴がいる」はFODプレミアムにて視聴可能です。2週間の無料期間がありますので、期間内に解約することで無料となります。「振り返れば奴が…

2022年凱旋門賞回顧

FrankelについてはPOG指名馬のレヴァンジルからTwitterで発言していましたが、「スピードの担保はあるけれど、スピードの成長力は薄い」という。 それに苦しんだのがソウルスターリングで、阪神JFを勝てるくらいのスピードがあるのにオークスを勝ってからは…

2022年スプリンターズS予想

心も身体も競馬になっていないので、とりあえずの予想。 メイケイエールはスムーズに競馬をしなきゃならんので、外枠は歓迎でしょう。しかし馬場がそれに応えるかというと微妙であります。4角あたりは内馬場がちょっと悪くなっていますが、それまでは内有利…

HP Pavilion 15-eg2000パフォーマンスモデルG2を触ってみて

スプリンターズSを予想する前に、脳みその準備運動。新ノートパソコンについて少々書きます。 比較対象が15年以上前のDynabookなのですが、まぁ、今のノーパソは薄いっすね。そして軽い。肩に下げるとか、手で持つとか、そういうことをするには重さを感じ…

2022年凱旋門賞への思い

凱旋門賞について考えると、文化が違うというか、競馬場が違うなぁと感じます。 Galileoという大種牡馬があって、そこから秀逸なスピードの抽出してきて、今があるわけですが、やっぱね、サイレンススズカは種牡馬として長生きすべきだったんでないかって、G…