オルフェーブルが出走取りやめに。
フェノーメノ、
ジェンティルドンナ、
ゴールドシップ。
クラシックを終えたばかりの4歳馬がメインに。
競馬歴もとうとう7週間くらいになった。
詳しくは覚えてないがそんなもんだ。
そんな俺だけれどなけなしのアクセスアップのため、
そして小銭稼ぎのためにのんびり
チャゲアス聞きながら
ネットサーフィンして
宝塚記念を調べまくったのである。
さて、出走馬の決定は今週の木曜であるため
詳しいことなんて誰にもわからない。
もしかしたら放牧中の
ショウナンマイティが急に参戦・・・
なんてこともないが、あってもいいと思うのは俺だけ?
帰ってきて!そうしたら俺は500円全部マイティ
複勝に賭けるから!
妄言はさておき。
とりあえず
ゴールドシップのことをひたすら書こう。
コイツは面白い馬なのです。ネタになるくらいに。
・ゴールドシップ。
クラシック2冠で臨んだ
有馬記念を快勝。
阪神大賞典で一叩き、そして春の盾へ。
「スタミナお化け」と言われる
ゴールドシップであるから
長距離、3200mの
天皇賞(春)では
単勝1.6倍と1つ頭が抜けていた感があった。
菊花賞3000mの勝ち方が大きな安心感を覚えさせたのだ。
しかし、いざ走ってみると行脚が追いつかないまま第三コーナーを周り、
直線では
ジャガードメイルに被されて追い込みきれず5着に沈んだ。
クラシック第二戦、
日本ダービーで見せた高速競馬への不適正が明確になったのだ。
しかし
共同通信杯、
皐月賞で見せた悪路への高適正は他の追随を許さない。
宝塚記念は梅雨時に開催されるため悪馬場となる可能性は高く、
そうなると
ゴールドシップの勝ちの目は非情に大きくなるといっていい。
そして前走の
天皇賞5着は悪材料とならない。
前走の着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1着 | 5-4-4-24 | 13.5% | 24.3% | 35.1% |
2着 | 1-3-3-13 | 5.0% | 20.0% | 35.0% |
3着 | 3-1-0-13 | 17.6% | 23.5% | 23.5% |
4着 | 0-0-0-16 | 0% | 0% | 0% |
5着 | 0-1-0-8 | 0% | 11.1% | 11.1% |
6~9着 | 0-0-1-25 | 0% | 0% | 3.8% |
10着以下 | 1-1-2-26 | 3.3% | 6.7% | 13.3% |
これは
JRAのページで掲載されている過去10年間のデータ。
前走の着順に対し
宝塚記念での結果はどうであるか、というものだ。
見たとおりに3着以内が群を抜いて有利となっていて、
4着以下となると連対率、勝率は微々たるもの。
ゴールドシップもこりゃ駄目やね、と思ってしまう・・・が。
世の中には
統計学というものがあるわけです。
あるらしいのです。
俺は詳しくそれを知っているわけじゃありませんが
このデータを頼みにするのはちょっとアレな気がしてなりません。
明らかに例数が足りてない。
ゴールドシップの5着だってデータじゃ9走しかない。
これで
ゴールドシップが1着獲ったら一気に勝率が10%になるぜ?
その程度のデータであると覚えておきたい。
また
宝塚記念では2200mと曖昧な距離であることから
単純な距離適性の争いとならない。
初めの直線が長くなりペースが上がる。
故に序盤はハイペース。馬場の状況以前にスタミナが必要となることに。
更に小回りとなる今回。
ゴールドシップは同じく小回りの
有馬記念を制している。
1つの材料として留めておきたい。
さて、この
ゴールドシップが勝てるパターン。
まず条件としては
超ハイペースにならないこと。
超ハイペースになるとまるで太刀打ち出来やしません。
ジェンティルドンナはともかく
フェノーメノには絶対に届かない。
それはなぜか、と言うと。
ゴールドシップの追い込みが何故届くか、と言えばスパートの距離が長いからだ。
そりゃ知ってるわ、て話だが。
2段スパート、とさえ言われる追い込み。
第3コーナーを回った辺りでスルスルと前に出て行って
第4コーナー過ぎて先団の仲間入り。
そこから先団の馬たちを上回る差し脚がググンと直線を駆ける。
これが黄金のパターン。
だが超ハイペースだと先団に取り付けないのだ。
しかもペースに飲まれたまま追い込むことになりがちで
息づく暇もなく直線に入ってしまう。
あくまでもスピード自体は超一流には届かない。
次に
重馬場であること。
絶対条件ではないが
ゴールドシップには
好材料となる。
力強さという点では今のところ群を抜いているためだ。
馬券を買う側からすると外せない条件となるか。
あとは推測となるけれど
、馬群の中につかないこと。
足の強さは確かにあるけれど競り合いとなると極端に弱くないか?
2歳の時の
ラジオNIKKEI杯でも直線で騎手が右横の馬を敏感に牽制させてる。
そのせいで右前方の馬に近づいちゃって足が止まっちゃったけどね。
基本的に
追い込み一人旅が勝ちパターンなんだよね。
日本ダービーじゃ中程につけて3方に囲まれてたし
天皇賞(春)でも追い込みの時に結構囲まれてて足が伸びなかった。
となると最後方から徐々に、てのが理想。
だがこの場合外側を回ることがマストになる。
内側の芝が荒れていれば有利、てのは当然ではあるが
喉から手が出るほど欲しい状況だ。
そして最後に。
そこそこのハイペースであること。
前がトロいと中団が伸びてきて飲まれてしまう。
やはり、ある程度のペースの中でドヤ顔スタミナ自慢な追い込みをお願いしたい。
有馬記念では前が塞がっても勝てたけども・・・あれは二度とない。
ゴールドシップの秋~冬は出来すぎの状態だったと思う。
無尽蔵のスタミナでスピードが恐ろしいほど乗ってて、
長距離スパートの面目躍如って状態だった。
横に振ってからシュコーンっ!て飛んでくるアレはヤバイ。
よくよく見たら後ろから追っかけて差してきた
ルーラーシップもいた。
こいつがまともにスタート切ってたらどうなってたんだろう。
ゴールドシップ編、カン
[fin]