1着はやはり堅い。ロードカナロア。
2着もやはり堅い。ハクサンムーン。
3着・・・え。俺の見た限りじゃ5番・・・マヤノリュウジンが残った!?
レース展開はハイペース。そして誤算。
ハイペースにもかかわらず前が残る展開。おかしいな。外からの差しが決まる馬場だと思ったのに。
ハクサンがハイペースで逃げたからロードカナロアがすぐには追わなかったんだ。しかし岩田は上手い。あれがきっちり届く。
カナロアが追わなかったから他の馬も溜めっぱなし。
結局は差しも追いも届かない。ロードカナロアという絶対王者がいるからこその溜め殺し。
バレンチノが代表格。結局セントウルSの走りが限界ということか。
「セントウルSで勝った馬が」というが・・・。
2馬身開いた2着と3着の間に先行馬が丸々残った感じだね。それ以外はセントウルSと何も変わらなかった。
いや、変わったことが1つだけある。マヤノリュウジンが残ったことだ。これは衝撃。
そしてもっとキツイのがマジンプロスパーが差してきたこと。4着と馬券には絡まなかったが。
G1レースで着狙いさせたらやっぱり侮れないな。福永祐一。
もっとも。今回に限れば池添謙一に苦渋を飲まされたことになる。
お前はオルフェーブルだけだと思ってたのに。確かに過去のスプリンターズステークスじゃよく名前をみたよ。ちょっと失念してた。
福永騎手もか?こいつら短距離に乗せたらいいのかなぁ?
あと前残りの代表格としてサクラゴスペルを推していたが・・・ぱっと見の判断が正しかったな。
馬体重の減り方も気になってはいた。そして勝ちにいってたから仕方ないとしよう。
いや、ハクサンと喧嘩するのはパドトロワとかフォーエバーマークくらいかと思ってたらお前も混ざったか。
これは予想外。
マイネルエテルネルは直前に回避できた。
前日じゃ馬体重プラスだったのに今日見たらマイナス。「え?」って感じ。
「お前、セントウルの大増量は成長分って言ったじゃん!なに減らしてんだよ!」と。
前日がプラス、という情報がなければ悩んでいただろう。
「こりゃ輸送負けしたな。若いから仕方ねぇ。ウヒヒ」と消した。ウヒヒ。
やっぱりマジンプロスパーかなぁ。うーん。ロードカナロアの後ろからここまで届かせるか。
ただ結果は4着なんだよね。この僅差は日程になるんだろうか。いや、ここがこの馬の限界と思おう。
そしてやっぱりマヤノリュウジン。どうしてもマヤノリュウジン。どうしたの!?
俺のこのブログで1回くらいしか登場してない君がどうして走ったの!?コスモネモシンクラスの大震災だよ。
いや、確かに日程だけを見れば完璧。なんでこんなに余裕のあるローテ組んでるの?最近条件を抜けたばかりだろ。
あ、こいつ地方のダートで無双してから戻ってきたのか。
3歳最後に中央で一発レース。これが惜敗。中央初戦と考えれば悪くない結果。
そして4歳になって始動。ここから・・・負けなし!??????
で、怪我をしたのか知らないけれど長い休みに入ってる。10ヶ月。
復帰初戦は取り消し。2ヶ月空けて3着。そして2連勝。条件戦抜けてる。コレが今年の3月。
オープン戦一発目はディープインパクトカップ。1番人気ながら4着。初戦としては上々。
そしてセントウルSへ一気に飛ぶ。放牧明けで体重は+22kg。7番人気7着。
トップとコンマ8秒差あるから結果は重視しなかったけどバレンチノとはコンマ2秒差か。よく考えたら十分すぎるじゃないか。
だって初重賞だよ?オープンで1戦しかしてないのにだよ?
前の前のあたりで「前二頭はG1の走り、バレンチノ以下は重賞」と書いたけれどコレって的を射ていたのかな?重賞でコンマ2秒差5番人気5着って次が期待できるレベル。
そう。アンコイルドのようにっ!(ドヤッ
本番もセントウルをなぞったんだから・・・1叩きして、体をガッツリ絞った重賞2戦目!と考えれば・・・。
これはもう十分すぎる穴馬ちゃんじゃないですか!これが15番人気だなんて美味しすぎるorz
でもこの考え方だとグランプリボスが台頭するなぁ。サドンストームも同様。
ハクサン、カナロアを度外視して「これは重賞」と念じてもマヤノリュウジン単勝を買える気はしない。
しかし・・・。消す馬ではなかったのは確かだ。
今回学んだこと。
こういう一強の時はその馬の全てのレースをじっくり見るべきだった。
よくよく見ればロードカナロアのレースはその周りの馬がとっても強い。番手的にも距離的にも。あるいは外を差すか内を差すかってのも。
カナロアが真ん中に位置すれば真ん中あたりが好走する。前なら前残りするしすぐ後ろの馬が追っかけ差しで3着に滑りこんだりする。
今回、マヤノリュウジンもマジンプロスパーも番手は近い。マジンは特に追っかけ差しだ。
カナロアの周りに関しては難しい読みはほとんどない。おそらく4頭から5頭に絞れるだろう。となるとそこから穴馬を見つけることも穴馬に確信を持たせることもできるはず。
今回のように「確実に走る!」と思える馬がいた時は参考にしたいやり方だ。
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