砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

no doubt

チャゲアスの「no doubt」って曲が好きです。

嫌いな曲なんて当然ないので「とても好き」か「好き」か「格別好き」か・・・

まぁ、形容詞の数だけ好きな曲がある。


この曲はやっぱりね。チャゲのハモリが完璧すぎる。

「これ以上ない!」ってくらい。

いい意味でチャゲの影がすごく薄いんだよね。

ケルトン・チャゲ、って感じに薄い。すけーるとん。

でもね。歌詞の内容は相変わらず謎なんだけどね。

「愛の色を伸ばしながら通りぬけ」って2度3度と読み返しても良く分からない。

「僕のものを君が自分のもののように使うことがたまらなく嬉しかった」

とか

「ここに君は頭をのせ寝息をたてた。僕の肩は君が見つけた隠れ家のようだった。」

「いつも二人は友達のように話ができた。ソファのすみで傾く本になって。」

とか。

あまり書きすぎると著作権的にどうなの、となるので・・・。

こう歌詞を書いて、羅列してみると情景が浮かぶよう。ていうか浮かぶ。

「ドントシンク。フィール!」ってことなんだろう。一語一語の響きや先入観が情景を彩るわけです。

そう考えると音楽における「歌詞」というのはとても不思議な意味を持つよね。

空と海を分ける線のように。

単純に「水平線」と書かないことには意味があるのだろうか?

やはり「空」「海」という語が大切だし、それを「分ける」と。

「分ける」という言葉がやっぱり大切なんだな、と。

何度も何度も「僕『ら』」と二人以上いることを強調してきているのだから「分かれる」という言葉はとても重い。

さて、チャゲアス話はここまで。

最近の様子なんぞをちらほら。

まず読書。今は「花神」を愛読中。寝る前にちょこちょこ読み進めてる。

司馬遼太郎の大名作。至高の逸品と挙げられることも多い作品だ。

俺はそういう司馬遼太郎の名作には関わりが薄くて。

「覇王の家」「功名が辻」「竜馬がゆく」「国盗り物語」「項羽と劉邦」「燃えよ剣」・・・

そこらへんは読んでいるんだけれど「花神」と「坂の上の雲」、「翔ぶが如く」「関ヶ原」「城塞」・・・あとは「義経」だとか、ここらへんは読んでいない。

既に亡くなっている人だから読んでいない作品があることはある意味喜ぶべきかもしれないが・・・。

司馬遼太郎と言えばやはり軽快な文章が特徴だ。最高の娯楽小説。

本当にこの点だけは強調したい。読んでいると「難しそうなの読んでるね」とか言われるけれど全く違う。甚だ違う。

ラノベですよ。ラノベ。なぜ腐女子は司馬小説を4コマ漫画にしたり漫画化したりしないのだろう。これほど萌えられる、燃えられるラノベはないだろう。

花神なんて本当にそうだよ。大村益次郎っていうね。幕末では長州軍の総司令官なんてしたり、後に明治政府の軍関係の幹部になってその基礎を築いたり、そういうおっさんなんだけれどさ。

初めは医者になるため蘭学学んで、気づいたら宇和島で軍艦作ってんのよ。今ちょうどシーボルトの娘の「いね」っていうハーフの美人と同居してるんだけれど外見にコンプレックスのある大村益次郎はとても戸惑っているんですよ。「いね」は自分自身に戸惑いながらもアプローチしてくるんですよ。それにもまた益次郎は戸惑うのよ。

ラノベと何が違う。ちょっと歴史上の大人物×2ってだけで状況は何も変わらない。「いちご100%」と何も変わらない。

(「楠本イネ」は産婦人科医の名人物。具体的に何をしたかは知らない。)

(「シーボルト」はドイツ人だけどオランダ将校のお医者さん。日本医学の発展に大きく貢献した。)

司馬遼太郎の面白いさというのに「性交渉前の面倒くささ」がある。

誰かしらが心のなかで葛藤していて、あるいは行動で示してすごく面倒くさい。それがとても楽しい。

益次郎が「罰として俺の頭を洗ってもらう」って言い始めたころはもう笑いが止まらなかった。

「やや、これはベッドシーンかぁ?」というところでそんなこと言い始める主人公を俺は知らない。

髪を洗うシーンもまた面白いんだけれど・・・益次郎の肩透かしっぷりとか哀愁ただよう感じだとか。こんな主人公を歴史上から見出してしまう司馬遼太郎ってのはすごいな、と本当に思うよ。

読書の方もそんな感じ。

あとは・・・競馬か。

今のところ5,000円ほど負けが込んでる。

京成杯オータムハンデが1500円、ローズSも1500円。

セントウルSは260円勝ち。新潟記念も1500円負けてる。

あれ・・・正確には8000円くらいになってるか。やばいな。

ちゃんと計算しよう。

新潟記念 1500円

京成杯AH 1500円

ローズS 1500円

オールカマー 1500円

スプリンターズステークス 500円

毎日王冠 500円

京都大賞典 500円

・・・7500円か。

博打で取り戻そう、ってわけじゃないが・・・当てないとまずいなぁ。

明日辺りきっちりとマニュアル化しないと。特にペース判断が全く機能していない。

毎日王冠のスローペース、京都大賞典のハイペースは予想できたはず。(ていうか新聞に当然のように書いているような情報)

毎日王冠の前残り、京都大賞典の差し、追い込み台頭は読めたはずだよ。(ヒットザターゲットは無理だとしても)

そしてアンコイルド。なにが「逃げる」だ。一気に距離延長してるんだから後方競馬も十分ありえるわ!

後方競馬+高速競馬を読んでいればアンコイルド複勝一点行けただろ。

(読めたとしても配当の旨みを求めてゴールドシップとのワイドにした可能性大)

やはりね。幸さんを馬鹿にしたのが問題だったよね。

幸さんがトーセンラーであんなえげつない競馬してくるとは思わなかったもの。

ゴールドシップに体当りしてきたよ。ジャガーメイル戦法してきた。あれはいけない。

しんがり+まくり戦法ってのはやっぱり囲まれない競馬をするためなんだよな。

ほら、エクスペディションと真逆。併せ馬状態になってスピードが拮抗しちゃうと気合が抜けちゃうんだ。

スピードそのものはさっぱり駄目な馬だからなぁ。類まれなる力強さとスタミナが武器だから。

坂がないと駄目、ってのは真理だと思う。京都はよほどのことがないと・・・。東京も怪しい。

とりあえずこうやって弱点の見えてきた点ではすごい収穫だったな。ゴールドシップの取捨選択がすごく簡単になった。

逆にフェノーメノジェンティルドンナあたりはさっぱりわからないからなぁ。

天皇賞秋は辛い予想になりそうだ。

なお、目の前の秋華賞は更に難しい。今年の3歳牝馬は謎すぎる。

あとは・・・あとはいいなぁ。

[fin]