砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

菊花賞予想 血統的穴馬

ミルコ・デムーロ騎手が不合格らしい。

・・・エイシンフラッシュには誰が乗るの?


まさか福永が続行?悪くはないけど良くもねぇぞ・・・。

ジャスタウェイ柴田善臣ってのは悪くないしなぁ。

クラレントに岩田が乗るかどうかってのも気になるところ。

あっ、ジェンティがいるから岩田はこっちだ。

・・・秋の天皇賞、内田の騎乗がどうなるんだ?

ダイワファルコンとか?レッドレイヴンが通ればこっちか。

メイショウナルトトーセンラートウケイヘイロー

よくぞここまで揃えたり。どいつもこいつも秋天とってもおかしくない馬ばかり。

はい、全部武豊の騎乗馬です

とうとう。とうとうメイショウナルトトウケイヘイローが対決することになる。

夏競馬を沸かせた2頭がこの秋の大舞台でガッツンコです。

先行馬の争いが熱いなっ!

これらにクラレントエイシンフラッシュダノンバラードジェンティルドンナ、そしてアンコイルド。

ちょっと待って。やばい。やばい。何を買えばいいの?

心中するつもりでアンコイルド一点しか考えられねぇよ。でもヘイローもいるんだよ。ナルトもいるんだよ。

ジャスタウェイだっているしショウナンマイティだっている。加えてヴェルデグリーン

好きな馬だけでもこんな状態。どうすれば・・・。

・・・

アンコイルドは除外か?重症勝ちないもんな。

フラガラッハが通るのにアンコイルドが通らないのか・・・。

トーセンジョーダンが通るのにアンコイルドは通らないのかぁぁぁぁぁぁ

ヒットザターゲットが無意味に頑張るから・・・。

それがなけりゃ京都大賞典1着で押しも押されもせぬ堂々たる出走となっただろうに。

ゴールドシップを破ったアンコイルド」という看板は非常に惜しい。

なぜかというと「あぁ、ゴールドシップが不調だったレースで勝ちを拾った馬か」と少なからず思われるから。

はぁ。そうか。除外されちゃうか・・・。

おっ?

なになに、18番目の枠をめぐってフラガラッハと抽選?

いいじゃんいいじゃん。・・・いいじゃーん!

よし、メイショウナルト!お前はどっかいけっ!

レッドスパーダ・・・お前は・・・富士Sに来い!

もう騎手の都合が付かなくて何頭かいなくなっちゃえよ。ユー。

トーセンラーとかいらないよ。意味もなく不安になる馬はいらないよー。

で・・・。何の話だったかなぁ。「血統的穴馬」

富士Sの方がまだ出走馬確定しないもんだからさ。まだ菊花賞を続けます。

netkeibaの方で「意外な馬の連対があるとしたら」という題のコラムがありました。

そこで挙げられたのがヤマイチパートナー。武豊武幸四郎と乗り替わりした馬。

言ってしまえば「武豊に蹴られた馬」ということになります。

まぁ、オカルト的なことを思えば。マジェスティハーツ-ヤマイチパートナーというのもありかな、と。

秋華賞のワンツーブラザーズですから。

しかし歴代の穴馬たちは長距離適性の強い父を以て勝った面がある。

今回のヤマイチパートナーは母父がそうである、ということなのでイマイチかもしれない。

ハーフからクオーターだ。血の薄さが気になる。

父のサムライハートサンデーサイレンス×エアグルーヴの化け物配合。

安い種馬で最高級の血統。なかなか人気している馬らしい。

母がリアルシャダイ産駒。母母はシーホーク産駒。

昔にありがちな春天配合というところだろうか。長距離は合いそうだ。

父母のエアグルーヴは中距離馬だ。勝鞍はオークス天皇賞秋。スピードはとても良い。

サンデーサイレンスは母親によって色々な顔を見せる種牡馬だ。すごいやつだ。

なので最高級の母、エアグルーヴサンデーサイレンスの子はとても期待されてたようなんだ。

でもまぁ・・・健康面がちょいとあれだったようで。大した成績も残せず。

そして上で書いたように血統を買われて種牡馬となったわけです。

最高のスピード配合であるから悪くないはずがない。と買われた種牡馬だ。

つまりは・・・スピード配合×長距離配合。

いいとこ取りできないかな、と生まれたのがヤマイチパートナーなのだろう。

昨年11月から新馬戦を開始したがどうも走らない。

初戦はサムライハート産駒。一流でない上、10戦足らずの実績しか持たない父。

距離適性も実力も読めない産駒であるため、距離も色々試している様子がある。

2000mをメインに走らせているがどうも走らない。

次に1800m。そしてダート。それでもイマイチ。2000mに戻してみたがやはり走らない。

さらに増やした。2200mで走った。2着。

次は2000mで走らせた。走った。2着。

そして次戦の2200mで1着。約6ヶ月の未勝利戦に終止符。

何が良かったかは分からないが、どうも競馬の仕方が合わなかった感じだろうか。

逃げや追い込み、先行、差し、と戦法は変わっている。

最終的には武豊が主戦になって後方待機から差し、と徐々に戦法を馴染ませている様子がある。

500万下は初戦で勝利している。

続く1000万下は2戦とも2600mのロングディスタンス。

初戦は乗り替わりで惨敗。ヒルノドンカルロの逃げを許した。

2戦目が支笏湖特別。札幌記念と同じ日の田んぼ馬場。

これを武豊が勝たせている。トウケイヘイローで見せた様に戦略性の高くなった馬場は強い。

なので馬の力としてはあまり認められるところはない。

そして神戸新聞杯だ。

重賞初挑戦の洗礼を受けた感じ。競馬らしい競馬ができていない。調子は悪くないんだが。

そもそも11月の新馬戦から中3週、中4週で使い詰めでここまで来ている。

すでに12戦。他の馬に比べて圧倒的に多い。

スピードに物足りなさがあるのはそこが関係しているのかもしれない。

穴馬、と言えば穴馬だ。

しかし勝ち目は非常に薄い。ほぼ1年間使い詰めで走って重賞2戦目でクラシック制覇。

そんなことが出来るのはレジェンドクラスの馬じゃないか?

使い詰めで馬体重を減らしてまで走っている。

支笏湖特別を勝てたのはすごいことだよ。これだけですごいよ。

素質はあるはずだ。重賞を勝てる力は確実にある。

・・・でも結果を菊花賞で出すのは無理だと思うんだよなぁ。

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