砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

菊花賞終幕

池添は駄目だわー


池添はなんで賢い競馬をしたか。

にゃ~逃げせずに番手に抑えやがった。

それは違う。バンデを逃げさせてはいかん。

だがまぁ・・・バンデが逃げたらこの馬場じゃ駄目でしょうねぇ。

そら残りますわ。

道中で交わしに行くのか、と思えばそれもしない。

関東馬は精彩を欠いていた部分もあるから仕方ないかなぁ。

それにしたってひどすぎる。まさか逃げも打たないとは。

エピファネイア横綱相撲がハマったね。

それがハマってしまってはどうにもなりやしねぇよ。

バンデが逃げてペースが落ち着いたのが勝因。ネコタイショウが壁になっていれば潰れていただろうに。

マジェスティハーツは流石に無理だったか。

外枠+追い込みだもの。スタートも決まらず最後方競馬。スローペース+最後方+馬群ひとかたまり。

バラけていれば坂下りから縫い差し出来るけどひと塊では大外を回るしかない。

スローペースで前の馬が残るし、坂の下りで傾向は一層強くなる。

また前の馬の仕掛けが良かった。馬群をさばいてる間に前が行っちゃった。

サトノノブレスは位置取りが後ろになりすぎたかな、と思えば・・・。

あれは岩田のファインプレー。内ラチ沿いにロスなく競馬をしたよ。

ネコタイショウの競馬はエピファネイアを勝たせるためのものだった。

バンデを行かせるメリットがなにもない。陣営だって「逃げたら」というコメントを出してる。

逃したらいけない馬だっただろう。ネコタイショウを番手に控えさせて何をさせるつもりだったのか。

本当に・・・ウインアルザスが逃げ馬だったらこんなことにはならなかったのになぁ!

なんなんだよ。前を活かす様な競馬しやがって。前を殺す、後ろを届かせない、それがネコってもんだろうが。

池添このやろう!信じた瞬間裏切った!

若い騎手の度胸一発大逃げカーニバルがないんじゃ話にならねぇ!

小賢しい逃げを打つんじゃねぇよ!

[追記]

レースを見直すと・・・ネコの反応がすごい悪いのね。

押しても押しても反応しねぇ。すぐバンデに被されちまった。

逃げ切れない馬は二桁着が当たり前だから・・・と思っていたけど

よくよく考えて見ればロゴタイプの秋冬を潰したあの函館馬場をすげぇスピードで走ってるんだよな。

それが影響して凡走が続いていたのならば・・・、うーん。ちょっとネコの逃げを楽観視してたかな。

なんかね・・・福永騎手に負けたよ。

福永はスローに落ち込むことを確信してたから無理して先行したんだ。

俺は確信まで至らなかった。どっちかと言えばネコの大逃げでエピファに隙が出来るんじゃ、と期待してた。

そこよ。ネコへの過信が俺の予想を全て覆した。

スローならばマジェスティハーツはいらねぇ。

ウインバリアシオンの年はやや速めの後傾ペースだったからな。

かの名馬でさえペースの恩恵があった。スローではとてもマジェスを買えない。

マジェスティハーツが落ちるのならば1着2着はサトノノブレスエピファネイアで確実だ。

先行有利でエピファは内枠。この2頭は鉄板。

ここまで読んでいればよかった。

そして前の日記を読みなおして「3着には紛れがある」と思い出せば良かった。

マジェスティハーツを何度も何度も疑いながら、不良馬場の現実を見ながら、

武豊なら」と夢を見てしまった。馬は、馬は信じられなかったけれど。武豊なら。天才なら。

阪神の坂で前が止まった。だから追い込みが届いた。

あの日の阪神には外差しバイアスがかかっていた。鉄板の追い込み台頭だった。

分かっていながらも・・・切れなかった。

スローペースを、ネコタイショウをもっともっと考えていれば読めたはずなのに。

菊花賞から学んだこと。

「逃げ馬を過信するな。ペースをきちんと読め。」

[fin]