砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

天皇賞秋予想 最終結論2

終結論、と題されているにも関わらず尻に「1」とか「2」とかナンバリングされている。

ファイナルファンタジーみたいなもんだと考えて欲しい。


今回は今まで挙げ続けた馬たちの不安要素をプッシュプッシュしたい。

まずはトウケイヘイロー

基本的に瞬発力を必要とされるコースは苦手としている。

2000mへの距離延長で変化があったので一概には言えないのだが・・・

東京や京都では差しが全く届いていない。京都で差しを求めるのは少しアレだが

東京で差しを届かせていないのだから瞬発力のなさはかなりのものである。

だからこそ二の足は使えどもそれは決して鋭いものではない。

並びかけられてしまえば辛いのはトウケイヘイローである。

だから並びかけられないほどのハイペースで走らなければならない。

先行馬は潰す。差し馬は届かせない。そういった逃げでなければ勝てないのだ。

なので勝ちの目は意外と薄い。しかし軸に据えた場合に来る馬の予想は容易い。

ダノンバラード、アンコイルド、ジェンティルドンナヴェルデグリーンジャスタウェイ

ハイペースの中で追走できる馬、あるいは差せる馬。

それは今回のレースにおいて最も大切な要素であるから・・・まぁ最低限必要なモノってことになる。

荒れ模様を演出する部分もあり、3連単を20通りで抑えられる勝ちパターンは甘い蜜の味がするだろう。

次にジェンティルドンナ

不安要素は斤量くらいしかない。その斤量不安も宝塚記念で解消気味。さほど不安らしい不安はない。

展開を考えてもハイペースを苦にするものでもないし、血統を考えてもダントツだ。

トウケイヘイローが潰れる前提ならば2番人気3番人気が飛ぶことになるのでコレもまた荒れ模様。

トウケイヘイローが潰れるペースならエイシンフラッシュは溜められない、とどかない)

この場合は差し馬が台頭しやすい。

古くはトーセンジョーダンダークシャドウなんて例があるのだからありえない話じゃない。

差し馬を挙げると、ヒットザターゲットジャスタウェイヴェルデグリーンだ。

やや追い込みの傾向が強いがこの土壇場ならば10番手前後まで押し上げているはず。

府中の直線は今年のダービーのような・・・差し馬が同時に台頭するということもできる。

だから徹底して差し馬を進めても問題はないはずだ。

ただし、アンコイルドを穴の中の穴。穴オブ穴として薦める。(なんか卑猥)

トウケイヘイローが倒れても残れる素質(血統)がある。まぁ、穴オブ穴なので。

うーん、いや、やっぱりこの場合でもエイシンフラッシュは抜くべきではない。

中団からの抜け出しならばこの馬にも十分チャンスがある。ミルコ・デムーロはすごい人だから。

あぁ、ジェンティルドンナエイシンフラッシュの勝ちパターンは似ているから

3連複でセットにするのをオススメしておきましょうか。

差し馬が大漁に台頭する危険性もあるけど・・・まぁ、2頭軸でいいでしょう。お金的にもそれでいい。

なのでエイシンフラッシュは省く。

(個人的にはヴェルデグリーンを薦めたいが安定性はエイシンフラッシュだろう)

次。ジャスタウェイ

ハーツクライ産駒にしては距離が短い。それもまぁ母の血を考えると順当である。

パワーのある馬ではないから58kgでの2000mハイペースへ順応できるかは怪しい。

毎日王冠とて56kgで1800m。しかも先行のスロー。上がり勝負というこの馬にとっては絶好の条件であった。

そら本格化の兆しはある。大化け確変、買い時ではある。

しかし・・・斤量不安に距離不安、ペース不安。毎日王冠とは全く違う展開になるだけにね。

エピファネイアなみに不安要素ありあり。だけどオッズはそれを加味してちょうど良いくらいなんだなぁ。

ウインバリアシオンのような末脚を使えるならば・・・そりゃ勝ち負けだよ。

府中の直線を32秒前半で走れるなら・・・。

そこなんだよ。32秒前半の脚を使えれば勝ち負けまで持ち込める。

ハイペースでの消耗を考えても33秒フラット。それをジャスタウェイに出来るのか。

騎手はいいんだよ。福永祐一騎手は物事が単純になれば強いんだ。それがハマれば勝てる。

ヴェルデグリーンの不味い所は騎手よ。中山なら信頼するが東京ならば怪しいんだよね田辺騎手。

お?重馬場になった。

晴れているのに稍重から重に変わるとは。

うーん。あとはオーシャンブルーをどうしよう。

体重戻ってるのならば穴馬として貴重だ。スタミナ豊富なG1経験馬だもん。

そんでダノンバラードの取捨を迫られる。

大外枠からの先行は経験がない。しかし川田騎手の騎乗を考えると強引にでも先行するだろう。

脚を使えば消耗が激しい、しかし地脚勝負ならばさほど消耗はない。マラソンタイプなんだ。

だから初めの段階で2番手3番手、せめて4番手を確保したい。

しかしながら東京2000mの番手争いは激しい。

相手がまたジェンティルドンナとかだもの。5番手でなんとか、というところ。

この場合、差し馬に差されてしまう可能性が非常に高い。

だから・・・ダノンバラードは消してもいいのかなぁ、と。

いや、しかし。オールカマー3着はなかなか馬鹿に出来ない。併せりゃ強い。

先行馬としての粘りこみは古馬4強を除けば随一だろう。

それが府中の直線でもいけるのか、ということ。

重賞勝ちは中京や中山のような小回りで直線の短いコースだ。先行馬有利のコース。

それ以外は好走にとどまっている。だが東京開催の皐月賞を粘り込んで3着。

相手はオルフェーブルやサダムパテックという当時では鉄板メンバーだから好走も好走。

だがナカヤマナイトが5着に来ているレースでもあるorz

来ても3着。掲示板は固い。そんな馬かもしれないが・・・。

トウケイヘイローの逃げに対応できるのであれば話は違ってくる。ハイペースに対応する、つまり地脚勝負だ。

幸いにも今年の秋天は地脚の強さがどこまでも求められるレースだ。この点は非常に有利。

トウケイヘイローの逃げに縦長ながらも付いて行く形になる。消耗は大きい。

そこをカバーするのはスタミナであったり地脚であったりする。

一度たりともレッドスパーダに言及しないのは忘れていたわけじゃない。

タイキシャトル産駒に秋天のハイペースを耐えられるスタミナはないと踏んでのこと。

(まぁ、ダノンバラードの先行を邪魔する「せきさいぶつ」みたいな奴だとは思っていた)

(「せきさいぶつ」 チョロQ64ではおじゃま武器として大活躍した。漢字では積載物である)

(なお、普通のトラップとは違って一度引っかかったら消えるなんてことはない。)

(外見はコンクリートブロック。ロケットランチャーなんかを使えるゲームだから可愛い武器だ)

さて、2時だ。ある程度余裕をもって一度決めておこう。

まずはトウケイヘイローとジェンティを軸に3連単

アンコイルド、ダノンバラードで流す。

そしてジェンティ、ヴェルデ、エイフラの3連複を。これで3通り。

アンコイルド、ダノンバラードをジェンティとヴェルデで流す。5通り。

これで大体はいい。500円しか買えないのならコレが限界。

あとで馬単馬連の可能性を探る。

[fin]