ネットの接続ができなくなった。
「え、予想の詰め出来ないんですけど」
それが致命傷かは分からないが外した。
「外差しが決まる馬場ならば」と条件馬も考えていた俺。
トーセンアルニカはともかくラキシスはちょいと気になっていた。
しかし情報の入手不可。
今日ほどメイン前のレースを見られなかったことを後悔する日もなかっただろう。
新馬戦、未勝利戦、条件戦、全てで差しが決まっていたのだから・・・。
だからといってラキシスを買えたかは怪しい。
裏付けが全て血統だから。「この配合だから走る」というのを信じられるほど血統を知らない。
他人の言うことを鵜呑みに出来る素直さもない。
美容師さんがお客さんに聞いた話では
「メイショウマンボが固い。ガッチガッチ。条件馬はラキシスが気になる」
お客さんすげぇ!
いや、マジですげぇよ。
でも実際に会ったわけでもない人の言うことを信じられるか?いいえ。無理です。
となれば同じだけの知識を得るしかない。自分しか信じられない人間だから・・・。
ラキシスが気になる、というまでのプロセスを4時間くらいかけて話してくれれば別だが。
結論だけ又聞きしてもダメさなぁ。
だが一つ、俺にも誇れることがある。アロマティコを買えたことだ。
正確にはメイショウマンボ1着、アロマティコ3着の馬券を勝っていた。
ただし2着はヴィルシーナだ。
「マンボが1着。差しは届く。アロマティコを届かせるのならば他の差し馬は来ない」
「そうなれば先行馬が間に来るだろう。よーし、ヴィルシーナだっ!」
ところがよ。こないんだよ。
でも俺書いてたんだ。エリザベス女王杯予想 とある一頭のラキシスにつきまして
ここでかなり評価が上がっていた。けれど徐々に評価を落としていた。
やっぱり読み返すことが大切だなぁ。どうもオールザットジャズの誘惑に負けてしまった。
[fin]