よく悩んでみればちょいと面白いメンバーかもしれない。
個人的には京都大賞典の様に凄まじく強い馬相手にどう対処するか、という方が好きなんだけども。
京都大賞典は正しい例えではなかったかもしれない。
とりあえずマイル戦線は実力者の不調や牝馬勢台頭、古参の復調など愉快な状態であるのは間違いない。
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安田記念で台頭したのはマイネイサベルの牝馬を含む5歳勢であった。
しかしその筆頭であるべきグランプリボスは不調の一言。
レコードからコンマ2秒遅れというハイペースであったが、当馬はそのレコードの年、前年の2着だ。
ペースが問題ではない。となれば根は深いか?
今レースの最大の特徴はマイル馬外からの台頭にある。
3着にはダノンシャークが来たがこれもまた大穴のたぐいである。
4着のマイネイサベルも大穴であるし、5着のサクラゴスペルもまた大穴であった。
この大穴勢に何とか抵抗したのが6着のダークシャドウ。5番人気の意地を僅かながらも見せた。
それにこれまた大穴のガルボが続く。14番人気である。
5歳マイル戦線筆頭馬が不調であったが世代全体で不調だったのが4歳であった。
4歳馬での上位は8着のヴィルシーナ。それに9着のダイワマッジョーレが続く。
それから大きく飛んで14着にカレンブラックヒルが来る。コンマ9秒遅れでの入線。
元々は新馬戦からG2二つ、G1一つを含む5連勝をなしとげた期待の馬であった。
ニュージーランドトロフィー、NHKマイルを大差で勝利。そして毎日王冠では同じ3歳馬のジャスタウェイと接戦を繰り広げ辛勝。
初の敗戦が秋の天皇賞となるのだから凄まじい。それも大敗ではなく好走に分類されるであろう5着だ。
今年の覇者、ジャスタウェイと同じローテで走り、常に上位にいたのが印象的である。
そこで化けの皮が剥がれたのか、それともスランプか。
年内はそれで終了し、年明けて2月にフェブラリーステークスへ向かった。迷走である。
これを16頭中15着と大惨敗。古馬一戦目では大きな痛手を負うことになった。
ダート戦だから、と目を瞑られて続くマイラーズカップでは1番人気に推された。
2連敗中の馬に対して2.2倍のオッズがつけられた。
2番人気には同じ4歳馬となったクラレントだ。
3歳時に富士ステークスを制し、年明けから東京新聞杯を勝ち切っていた。
秋からの不調を引きずるカレンブラックヒルとは対照的に好調の馬だ。
そして勝ったのは不調馬。グランプリボスである。
2着には好調馬。サンレイレーザーが入った。
クラレントは8着に沈み、カレンブラックヒルはなんとか4着まで残った。
3着まで差し切ったのは5歳のダノンシャーク。好走止まりの重賞未勝利馬が年明けから大化けしていた。
2013年の重賞初戦、京都金杯を1番人気1着と完勝。間を空けての春初戦も安定感確かな走りを披露した。
まず一つ言えるのは東京1600mはまるで走らない、ということである。
ただし3歳時には話は違っていて、NHKマイル、毎日王冠、秋の天皇賞と好走している。
東京1600m、1800m、2000mと走ってきて古馬になったらぱたんと走らない。不思議なものだ。
特に秋天などは大外枠から2番手まで先行しての5着だ。
2枠4番から4番手を追走して2着のフェノーメノと比べてもまるで遜色のない走りであろう。
これで東京コースが苦手、だなんてふざけている。もっと違う理由があるに決まっている。
古馬になってから走らない、というのはやはり斤量が問題になるのではないか。
(なんか俺って斤量のことばかり考えてる気が・・・。困ったらすぐ斤量だからな)
ダイワメジャー産駒ってダートを走るのか?という疑問があるのでフェブラリーを省く。
マイラーズカップは4着とそこそこだ。対して安田記念は14着とボロボロ。
単純な斤量苦ではない。輸送とのセットになって崩れるということか?それにしては落差がひどい。
単純な調整ミスということも当然ありえるし、タイムの崩れがないことから限界ということもありえる。
つまり3歳時点から成長が見込めていない可能性だ。タイムの変化が少ないことから十分あり得る話。
タイムそのものは2秒ほど縮まっているし斤量も1kg増えている。全く成長していないわけではないが・・・。
馬の本質としてやっぱ流れに乗れば速く走れるもんだと思うんだよね。
それが出来ていないのだから能力の限界だろう。限界まで走らされての1分32秒4なのではないか。
個人的には秋天5着の馬をなぜマイルで使い続けるのか、ということさ。
そしてどうしてこの冬の入り口までほったらかしていたのか、ってこと。
ダイワメジャー産駒と言っても使えるレースはいくらでもあっただろうっ!
秋天→マイルCSというのはともかく、毎日王冠に使っても良かったんじゃないの?
さて、なんか事情があるかもしれないし、ニュースでもチェックするか。
なんだ単純にダイワメジャー産駒らしい使い勝手の悪さか。
しかし・・・4歳の秋だよ。冬になっちゃうよ?ていうか北海道は冬ですよ。
釧路はまだ雪降ってないけど道南の方は当たり前のように雪やコンコンだよ。
ちなみに「道南」と「道北」、「道東」と分かれている。「道西」というのは普段使わない。
こちらでよく使うのは「道東」と「道南」。稚内の方を「道北」と言ったりするくらいで
本当に「道西」なんてのは全く使わない。南と東で大体は通じるんですね。はい。
その色々な怪しさに拍車をかけるのが高校野球連盟である。
奴らは「北北海道」と「南北海道」に分けた。キタキタ、とミナミキタである。どっちだよ。
さらにさらに不思議な状態にするのが「道央」という言葉だ。
「道央」「道東」「道南」「道北」。この4地域で北海道は構成されているわけ。
西というのはないわけです。北海道に西はない。西部地区はないのです。ゴールドラッシュは見込めない。
であるからして、現在北海道内で雪が振っている地域というのは・・・
「道北」「道央」「道南」ということになります。
道東には「トカチマウンテン」がありまして、正確には十勝山脈なのでマウンテンではない。
その十勝山脈が上手に北へ雲をやってしまうのです。十勝山脈以東の釧路や根室なんかはそのおかげで雪が少ない。
犠牲者は北見なんかになります。あそこは豪雪地帯。網走や紋別なんかもオホーツク海側なので豪雪地帯となります。
十勝山脈以西はびっくりするほど雪が降る。道央でも北部や東部はやばい。暮らしたことないけど。
なので「やばいらしい」と伝聞の体を使います。
そこら辺に比べれば釧路なんて不思議なほどに雪が降らない。
十勝山脈の力もあるし、また太平洋側には温かい海流がもぞもぞとくるわけです。
だから日中は暖かい。雲も少ないので陽が射す。雪合戦などをしていても暑くて半袖になるくらい。
その代わりやはり夜と朝方は冷えますな。
夜に雪が降った日なんかは最高の朝になります。空気が澄んでいてどこまでも遠くを見渡せそう。
空気が乾燥していて肌がピリピリと痛み、長くいれば感覚が麻痺して不快感だけが残る。
鼻で息をしてもやや白むくらいの寒さでそれの仕方に悩みます。
かと言って口でするわけにもいかず、悩みに悩み「はぁー、さむっ」とごまかす様に真っ白い息を吐く。
煙草の煙のようにユラユラと昇ってはいかないけれど噴く様に登る白い吐息は少し癖になったりする。
時折ため息を付くように「はぁぁぁ」と肺の底が見えるほど空気を絞りだすこともしばしば。
また、大人になってみると鼻毛が凍ることに気づく。
「俺にもこんなに鼻毛が生えていたのか」と冬になってようやくわかるわけです。不思議な季節。
凍る鼻毛、というのもまた不思議な感じで・・・なんていうんだろうな。ゾワゾワする。
夏の不快指数に比べれば随分と暮らしやすいんですね。はい。
釧路の場合、釧路湿原という大水源があるので暖かくなると一気に湿度が上がる。
秋なんかは日中に蒸発した水分が夕方になって一気に冷えてね。霧がすごいのよ。ガツンと気温が下がるから。
日中は体感的に17度くらい。夕方は一気に5度にはなる。そうして霧がすごい勢いで出てくる。
その霧は釧路川を流れていく。まるで雲に覆われるかのように釧路は真っ白に染め上がる。
夜になってもまだそれは残る。ライトを灯しても100m先を見渡せない。真っ白で真っ暗だ。
「まるで」と書いたけれどひどいときは雲よりすごい。
最大で50mくらいか。有視界50m。車なんてまともに運転できないくらい。
自転車こいでたら鹿にひかれそうになったくらいに何も見えない。
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何の話だったかなぁ。
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