砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

日経新春杯予想 一見して気になる方々

第一印象というのは大切なモノです。


金鯱賞のときにやらかしたロードオブザリングが気になる。

こいつを買わなければラブリーデイに金を回せたかも、と思うと・・・悔しい。

今にして思うと開催初週の中京で買える馬ではない。うん。まさに。

ただ、金鯱賞んときに動画を見まくっているために展開次第ではありかな、と思える。

ホワイトマズル×サンデーサイレンス。母母父にマルゼンスキー。もう少し渋らなければ旨味はなさそうだ。

実際、重馬場のアンドロメダステークスを好走しているしね。

雨でも降って渋ってくれれば面白い、という程度。

見覚えのある良い名前、ステラウインドとかもどうだろう。

あぁ、キズナにくっついてフランスに行ってた馬か。成績に対して出世が遅れているのはそういうこと。

東京2000mで先行して勝っているのだから実力馬であろう。

一方で東京2400mでも良い結果を残す。これはまぁゼンノロブロイが走る条件だしな。

しかし京都2400mとなると・・・怪しい。ゼンノロブロイが走る環境ではない。

例えばルルーシュなんかが東京巧者のゼンノロブロイとなる。

この馬は徹底して東京専門とされているのは周知のこと。調教師はそういう風に見ているわけです。

となるとステラウインドも東京特化かな、となる。

栗山求先生は「コスモネモシンの母とステラウインドの母父はそっくりの配合」みたいなことを仰られている。

それじゃ母母はお荷物なのか、と思いもするが問題はそこではない。

コスモネモシンフェアリーステークスの勝ち馬。新潟記念も勝っていて府中牝馬Sでは4着である。

・・・府中牝馬Sはともかくフェアリーステークス新潟記念はタフな馬場状態であった。

それじゃステラウインドも?となるがこいつは快速馬場で勝利を重ねている馬である。

謎に包まれてしまった。

トリビアとして提供する。

母母のビクトリーマッハはテイエムオペラオーの半姉である。

ただ・・・こういう風に人気に応えて結果を出してきた馬ってのは計り知れない部分があるよね。

格上挑戦であるから安易に考えられはしないけどね。今回は適性も怪しいし。

ここで走ってくるようならG1級の馬でしょう。

残念ながらゼンノロブロイから化け物が出るとは思えないけどね。

G1を取るにしても番組が悪すぎる。有馬記念が東京で代理開催されれば面白いが。

馬場適性という点ではコウエイオトメ

2枠3枠あたりに来れば面白すぎる馬。10月の光速馬場に対応したのが気になるが・・・

去年、一昨年の今時期はいい具合に走って昇級してきているから馬場は合うのだろう。

京都もホームグラウンドであるし愛知杯からの一変は見込めるはず。

ただし出遅れグセがある。安定した強さはまず見込めない。

いっそのこと外枠に飛ばされてしまえ、とさえ思うが・・・。

少し私事だが最近学んだことがある。

「外枠=不利」は絶対の法則ではないこと。

愛知杯がまさにそうで「先行馬が有利。外枠に飛ばされた馬は先行しきれまい」と読んだが大ハズレ。

この場合も似たケースになると読む。終わってみれば絶好枠、という外枠がありえるかもしれない。

そこら辺は寿ステークスのアクションスターみたいなもんですよね。

あの展開は仕組まれたものだったと思うと・・・JRAは大したエンターテイナーだよ。全く。

今回は展開が少し難しいからね。

逃げ馬不在である。ただし2番手3番手で勝負する馬がえらく多い。

寿ステークスのダイシンブラックを思えばサトノノブレスあたりが実験的に逃げを打つこともあるのかな、と。

(追記 サトノノってルメールが騎乗予定なのか。逃げはねぇな)

あるいはジャパンカップ金鯱賞の様に「逃げたもん負け」の様相となるか。

その場合、上手にペースメーカーを使った番手馬が見事に交わしきるパターンになる。

エイシンフラッシュメイショウナルトが犠牲となり、ジェンティやカレミロが台頭するわけだ。

ここから少し展開予想。

今回の場合は平均ペース、あるいはややスローが見込まれる。

こういう時はエイシンフラッシュ的な「差せる先行馬」が買いだ。

逆にアンコイルド的な「残す先行馬」は買えない。

エイフラの本質は差し馬なのでしょう。差しに構える競馬も多い。

スタートが良く先行力があるためにポジション取りが段違いに強く、先行しながらも差し脚が残せる。

もちろん前残り展開でこそ、だが。

アンコイルドなんかはマラソン競馬に強い。ハイペースの限界に挑むことになればまず残すだろう。

ただしサンデー系に見られる瞬発力に欠ける。エイフラもサンデー血統は持たないが血統を裏切る変態馬であるから仕方がない。

そこら辺を踏まえつつ・・・非サンデー系を選んでいきたい。

3週目に開催された日経新春杯は必ず1着に非サンデー系がくる。

そうでなくとも非サンデー系の台頭が目立つのだから積極的に狙うべきだろう。

ただし・・・今回は狙えそうな馬がいないな。そういう形で。

ロードオブザリングにしてもクラウンレガーロにしても京都にしては重すぎる。クロフネなんて以ての外。

そうなると「サンデーらしからぬサンデー」ということでゴールドアリュールとかを狙いたい。

あるいは上手に配合されたマンハッタンカフェだろうか。

ここまで妥協すると王道のディープインパクトがよほどマシではある。

ハーツクライ×キングマンボのコウエイオトメはどうすりゃいいのやら。

スズカマンボメイショウマンボを思えば京都への適性はあるだろうし。

スズカマンボ春天勝ち馬。その仔のメイショウマンボ秋華賞エリ女を連勝した)

ハーツクライってのはパワー型サンデーであるから重い舞台でも走る。

ウインバリアシオンは重い方が得意であるし京都への適性も強い。

ジャスタウェイは完璧に東京決戦兵器となっている。配合による差が大きいのかもしれない。

コウエイオトメだと母母父にA.P. Indyがいて母方は徹底したアメリカ血統だ。

A.P. Indyはエクセラントカーヴやカレンミロティックに見られる血統。光速馬場に上手に対応した面がある。

ナスルーラが入っているのはこの時期じゃ頼もしいが・・・

うーん。

[fin]