砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

シルクロードステークス予想 過去の好走血統って?

好走血統?俺が知りたいくらいだ。


日経新春杯京都牝馬ステークス と京都をひたすら追ってきた。

「血統」「芝」「展開」が俺の予想のすべてであるので可能な限り同じ舞台を追いたい。

まず、順序立てて考える。

まず、日経新春杯。2400mという長丁場も手伝ってトニービンが大活躍。

ノーザンダンサーのクロスも必須と言える状態だしサンデー系も活躍した。

種牡馬を並べると

1着 ディープインパクト

2着 マンハッタンカフェ

3着 ゴールドアリュール

4着 ハーツクライ

5着 マーベラスサンデー

よくもまぁ、ここまで綺麗にみんな違うもんだ。

トニービン持ちは1着2着4着。3着4着はヌレイエフ持ち。ノーダンクロスは2着以外全頭。

ノーダンクロスがあると切れ味が落ちるのかな?

2着のアドマイヤフライトがダントツの脚を使ってるし・・・。

マンカフェ×トニービンにどんな可能性があるのかねぇ。

とりあえず、ディープ×トニービンサトノノブレスを除いて良い切れ味を持った馬が揃った。

後方から追い込んだコウエイオトメが2馬身離れていることを見てもやはりキーワードは「好位」だろう。

その感覚を大いに狂わせてきたのが京都牝馬ステークス

「ノーダンクロス」という大前提は変わらなかったがミスプロのクロスなどに大きく戸惑うことに。

「そもそもクロスまみれでよく分からんぞ」というイメージであった。

更に困らされたのはノーブルジュエリーだ。ノーダンクロスもねぇ。ていうかクロス自体ねぇ。

そしてこの馬のご先祖様たちは横文字ばかりで辛いです。マル外だもんなぁ。

遠きを見れば見知った馬がいるんだけども。近きは謎、というね・・・。

1着2着は順当なお馬さん。ウリウリにドナウブルー

「天国去れど強調されるべし」というディープ産駒である。

年明け1週目などは「ディープでなければ馬でなし」と猛威を振るった。

それでもまぁ徐々に役目を終えて徐々に・・・徐々にね?うん。

だけど今回の様な出走馬たちであれば流石に仕様がないわ。ディープ一強。

今回のディープは消極的強調材料さ。「ディープだから」ではなく「ディープしか」と。

4着のミッドサマーフェアは騎手次第では勝ち負けだったと思う。

となれば血統的に問題はないはず。精査して然るべき。

まず目に付くのはミスプロの濃さだろう。3*5で15.63%。濃ゆい。

そして・・・グラウスターク?グロースターク?が4*5。

で、ノーダン5*5にナシュア5*5。

まず、根本的にロベルトが入っているわけですよね。

そしてブライアンズタイムに流れてタニノギムレット、と。

タニノギムレットウオッカの父だったかな?

ロベルトの上にヘイルトゥリーズン、その上にロイヤルチャージャー、その上にネアルコ、と。

ロベルトの母父にナシュアが入り、その上にナスルーラ、そしてネアルコ、と。

ネアルコ血統の名馬が強く入っている上に、ロイヤルチャージャーとナスルーラの関係は深い。

ヌレイエフとサドラーズウェルズみたいなもんである。

更に母系までそっくりなのであるからなかなか面白くて憎々しい。なんなのこいつ、と。

そういうロベルトさんからブライアンズタイム

ロベルトの濃ゆいインブリードが淡くなりつつもタニノギムレットの代ではグロースタークを重ねる。

リボーの正当後継らしい。

タニノギムレットの母父にクリスタルパレス。グレイソヴリンを祖に持つ。

グレイソヴリンと言えばナスルーラであるからロベルトさんちと繋がるわけです。

更に言えばトニービンさんの家も祖にグレイソヴリンでありますし。

ボールドルーラーといい、ナスルーラはいろんな馬を排出しますね。

さらに母母父のシーバード。コレがネイティブダンサーへ、と。

ネアルコ系の強さにネイティブダンサー。擬似的なノーザンダンサーっぽさはあるか。

組み合わせ自体は全く違うけれど原初を思えばネアルコ×ネイダンの形。無理矢理だが。

さて、ミッサマの母は、となると・・・

母父にキングマンボがございやす。ヌレイエフ内包という嬉しいお馬さん。

母父キングマンボ、というとコウエイオトメがそうでした。

しかしキングマンボとなると更にネアルコが臭くなる。

ミスプロは父系こそネイティブダンサーだが母系はナシュア。ナスルーラネアルコに向かう。

そしてヌレイエフは言わずともわかるノーザンダンサー。ネイダン、ネアルコネアルコ・・・

と来て、プルーブアウト。こいつはリボー。つまりグロースタークと父を同じくするのである。

更に母系を見るとストームバードとかが見当たる。

面白そうなのはウィークエンドサプライズだろうか。

サーゲイロードの母でクロスができている。「面白そう」と思うだけで意味は分からない。

ただ、父にボールドルーラー。母父にバックパサートムフールの系列。

母母父にサーゲイロード。ターントゥがこんな奥深くにあるとは感慨深い。

サーゲイロードの母・・・サムシングロイヤルはプリンスローズ系。

プリンスローズは意味もわからずよく見かけた馬だ。意味を理解していないので記憶も曖昧である。

確か馬を京都向きにする隠し味、という感覚だったはず。

ディープの奥にも垣間見える血統。

そして更に母母母・・・と遡るとファピアノ×ノーザンダンサーにたどり着く。

ファピアノはDr. Fagerが母父に入っている。クソ強いダート馬だったらしい。

母父Dr.Fager、父にミスタープロスペクターファピアノってのはそんな馬。

うーん。ネアルコ強い。ネイティブダンサーも強い。リボーもそこそこ強い。

しかしこうしてみると遠くには激しいクロスが見え隠れするもんですね。

・・・

なんでミッドサマーフェアだけに時間使ってるんだよorz

もう日が変わっちゃったよ。眠たいよ。

2時間、ミッドサマーフェアについて勉強したよ。

シルクロードステークスに何一つとして触れてねぇよ。

おかしいなぁ。日経新春杯はスマートに済ませて「久々に良くまとまったものが書けるかも」と思ったのに。

いつものグダグダ冗長に戻っちまった。

おかしいなぁ。

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