どこが悪い枠か、というのをきっちり抑えますか。
まずは脚質の問題。
逃げ先行がダントツに有利。ダントツ。
例外としてまくり競馬。ヴィクトワールピサやナカヤマナイトが敢行して成功している。
ヴィクトワールピサは大外も大外からまくっている。やはりG1馬の貫禄。
重賞のわりには逃げが決まりやすい。異常なほど。
ローエングリンは03年も逃げて1着。04年も逃げて2着。好適性。
そんで11年にはキャプテントゥーレが2着。12年はシルポートが2着、13年も同馬が3着している。
先行馬が強い時は逃げが大失敗に終わる傾向。
08年、09年のカンパニー2連覇。逃げ馬をきっちりマークして直線で交わしてそのまんま戦法。
今回はクソ強い、プレッシャーをかけてくるタイプの先行馬はいないので関係ないか。
対して中団後方からの差しは、というと・・・。不良馬場のときくらいかな。
まくりかけられるような強い馬じゃないと厳しい。
直線だけでぶっ飛んできた馬は07年のエアシェイディとダンスインザモアとか・・・
あるいは11年のリーチザクラウン。エアシェイディは08年も滑りこんできている。
あとは09年のドリームジャーニーとか。
理解不可能なのはダンスインザモアくらい。
ダンスインザダーク×リヴリア×グリーンダンサー。ニジンスキー濃厚なり。
ダンスインザダーク産駒なのが不可解だが戦績的には分かりやすい。
スプリングステークス勝ってるし、前走じゃ中山マイルのオープン戦を勝っている。
「ははぁ、中山巧者か」と思えば買えなくもない。4番人気だしね。
ドリームジャーニーだって後に宝塚記念、有馬記念とグランプリ連覇を成し遂げる名馬。オルフェーブルの全兄。
リーチザクラウンは阪神得意。スペ×シアトルスルー×ミスプロ×セクレタリアトの驚愕配合。
スペ産駒の牡馬では活躍したほうだ。スペは牝馬が全てだものね・・・。
直線一気をかました奴らは中山巧者、阪神巧者として鳴らした馬が多い。
つまり・・・穴は先行馬。差しの本命筋は期待薄。
さらに言えば・・・勝ち切る馬はマイル好走歴がありますな。
ヴィクトワールピサが例外で、他はマイルG1ないし重賞の実績がある。
カンパニーが2連覇するレース、シルポートに逃げが光るレース、ナカヤマナイトが勝つレース。
マイルをこなしつつ、中距離にも顔を出す、そういう馬ですね。
そういう意味ではジャスタウェイなんてのはちょうど良いであろうし、
桜花賞を勝っているアユサンあたりも悪くない。（この観点から言えば）
他にダークシャドウ、トウケイヘイロー、ロゴタイプというあたり。
逆にヴェルデグリーンなんかは中距離を本職としているし、カレンミロティックやユールシンギングも同様。
特にこの点に関してヴェルデグリーンは怪しいね。1800mで重賞クラスの走りを出来るか？
AJCC、オールカマーはこのレースとさほど相性が悪いわけじゃないけど勝ち切れないことが多い。
そうだね。今回は2着3着に絡められれば良い。それ以上は望むべくない。
穴党は消していい馬ですよ。
ジャスタウェイは・・・本命かなぁ。
消す要素はどこにもないからね。騎手が福永、ということだけが不安要素。
しかし逆を言えば福永以外では本命に出来やしません。外に回して勝てる馬じゃない。
・・・アレ？ノリ？ノリが乗るの？？？
確かに・・・中山ならノリさんでもアリだ。アリだが・・・。
これもヒモですかねぇ。3枠4番、先行して残れる可能性もあるが外差し次第か。
そもそも中山の舞台でトウケイヘイローを絡め取れるか、という不安が大きすぎる。
騎手と言えばロゴタイプ。復活のクリスチャン・デムーロ。
ローエングリンの血、皐月賞馬、スプリングS勝ち。アタマで買いたいくらいだ。
朝日杯1着、スプリングステークス1着、皐月賞1着。中山は3戦3勝。
勝つならここ！復活するならここ！と思わんでもない。
12月の中山マイル、3月の中山1800m、4月の中山2000mを勝っているわけですから。
そしてこの2頭のG1馬より1kg軽く走れる当代一の逃げ馬、トウケイヘイローがいるわけです。
逃げ先行有利、と書いたが・・・。ここで訂正させてもらいます。
これは2007年パターンではないか、という可能性があるのですorz
2007年はローエングリンが逃げ切ったレースであるからトウヘイ的に悲観材料にはならないけど
外差しが猛威をふるう可能性が。
外差しが映えると台頭する馬なんて腐るほどある。それらを相手に勝ち切れるか、と。
ただ・・・良くも悪くも雨が降ってなお対応出来る強い馬がいるか、となれば結構怪しい。
その点、トウケイヘイローは・・・分の悪い賭けにはならないのでは。
わかんねぇなぁ。これは
[fin]
