砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

中山記念予想 穴馬を考える

メンツのレベルが高い。


だからこそ適性云々で穴も望めるのではないか。

まず、フェブラリーステークスコパノリッキーをぶち当てた石橋先生の挙げた馬は

ダークシャドウ アルキメデス カレンミロティック

ダークシャドウアルキメデスは全くの同感。

阪神1800mとの相性が良いからアルキメデスの好走は予感させるし

マイルから2000m前後をカバーするダークシャドウは一変を望める。

一方でカレンミロティック。これは俺としては悩む。

1800mは十分走るだろうし有馬の6着は着以上の評価がある。

次レースのここはアタマで買いたくなる。ここで勝って次に、という思いもある。

しかし有馬を走り過ぎではないか、とも思うんだよね。中距離馬じゃないか、と。

しかし追走は苦にしないところがあるんだわな。

マイルまでもこなせるんじゃないか、と思うくらいに先行力と追走力に長けてる。

ハイペースまで大丈夫だろうからトウケイヘイローが相手でも問題ない。

大丈夫か?枠もさほど悪くないし・・・。先行馬が走る状態なら・・・。

で、他に穴馬を探してみると・・・。サダムパテックなんてどうだろう。

いやぁ・・・自分で言っといて・・・これはないかなぁ。

フジキセキはやっぱ1400mくらいで買いたいよ。

それじゃ・・・マイネルラクリマとか?

七夕賞勝ちを考えても時計のかかる、悪馬場への適応力は段違いだろう。

少し馬場の悪化した中山なら・・・ちょいと面白いことになるんじゃないかね?

うーん。馬場の良し悪しへの適性、ってのを考えりゃトップクラス。

大外15番というのもさほど悪くない話だ。登坂を斜めに越えられるからなっ!

外から勢い良く飛んでいけばなかなか悪くない位置を取れるでしょう。

あと・・・アユサン

中山でディープは買えないが・・・この馬はちょいと買いたくなるね。

牝馬ディープの阪神巧者はなかなか馬鹿に出来ない。桜花賞馬には貢ぐ。マルセリーナの如く。

アユサンが伸びてきた!アユサンが伸びてきたっ!外からはレッドオーヴァルレッドオーヴァルアユサンを!レッドオーヴァルが交わした!アユサンレッドオーヴァルアユサンレッドオーヴァルアユサンか!アユサンか!アユサンだ!ゴールイン!レッドオーヴァル2着ぃ!デムーロブラザーズのワンツー!制したのはアユサンアユサンです!」

という実況が好きです。アユサンが差し返したってのが分かりやすい。

で、実際・・・桜花賞馬が中山を好走した例は・・・少ない!

ダイワスカーレットブエナビスタという名牝オブ名牝とか・・・キストゥヘヴンくらい。

ダスカとブエナは有馬記念の話だからちょいと話が違うけども。

キストゥヘヴン中山牝馬S京成杯AHを勝ったりしてる。フラワーカップも。

牝馬にしては珍しい中山巧者。アドマイヤベガ×ノーザンテースト。重い!

アユサンはディープ×嵐猫×アファームド

東京、京都を爆走するディープ×嵐猫の配合だから中山巧者に出ることはないと思うし・・・。

うーん。1800m・・・。「ディープだから」で消せる距離じゃないんだよなぁ。

しかし馬場が渋りそうだし。快適な馬場+外回りじゃないと厳しい・・・?

1600m~2200mならディープは特別悪いわけじゃない。特別。

標準くらいには落ちてしまうから・・・うーん。

このメンツ相手にディープが走るわけにもいかんべ。道理的に。

走ったら意味が分からなくなってしまう。

やはり・・・トウケイヘイローがどういった逃げをするかだよねぇ。

速いのか遅いのか。速すぎれば差しが届いてしまうから遅いのか?

しかし・・・ダービー卿CTを考えるとこいつは異常だもんな。

10秒台を刻むような逃げ争いをしておきながら11秒台キープで逃げ切りだもの。

タフなガルボが残れないペースで逃げ切りとかちょっとした化け物だぜ。

この結果を考えると差して2着のダイワマッジョーレは悪くないのかもねぇ。

少なくとも掲示板争いに絡められる程度の実力は持っている。

しかし最近のマイル戦線は糞弱いから・・・。

マイルCSでは確かにマイル組の頂点に立ったと言えるけども中距離馬の台頭を許してしまった。

更に言えばダイワメジャー産駒は・・・重賞じゃ1600mまででしょうよ。

カレンブラックヒルが全盛期にちょいとやんちゃして毎日王冠勝ったくらいだ。

秋天でもやんちゃしてるから2000mまでいけるだろうが・・・1800mで穴的には狙えない。

勝ち負けまで行くのに勝ち切れない。1800mの壁ですよねぇ。

その代表格がこのダイワマッジョーレであります。

金鯱賞でやんちゃしたけど中山金杯では3着争いに敗れて5着。

後ろから一瞬の脚で交わしたのがジャスタウェイ

・・・ジャスタウェイからしたらダイワマッジョーレがさっぱり伸びねぇから外に出せずにごたついていたんだよね。

とにかく、ロスのない競馬をして内を差す、というのが必要な馬。

金鯱賞マイルCSもそういうことです。

今回はオレンジ帽子で12番。外枠に収まったから中山金杯と同じパティーン。

しかしダービー卿CTは外からぶっ差して2着滑り込み。1800mはどうなっちゃうんだ。

外差しがハマるなら面白い馬だ。マイネルラクリマより楽しめる。

しかし外が走らないなら先行勢、内差し勢を買うべきだろう。

あとジャスタウェイの枠は微妙に難しい。馬群にツッコませるか、後ろに持って行ってまくりを敢行するか。

毎日王冠のようにきっちりと先行させられればいいのだけれど出遅れグセがあるし。

ヴェルデグリーンも同様。最内に入ったら先行しなきゃ勝負にならない。

1800mで先行争いってのは中距離馬には難しい注文。そもそも内でじっくり差す馬じゃないし。

となるとヴィクトワールピサ的な位置取りが必要になるんだけども・・・

今回は差し馬をきっちり内に固めてきている。JRAヴェルデグリーンを潰す気だ。

差し馬とごたついてかなり後方に押し込まれる。内回りで後方からまくり競馬をやらかすのはヴェルデグリーンには荷重かも。

しかしトウケイヘイローが飛ばせば話は別だ。縦長になればいい位置からまくりに行ける。

馬群圧縮に乗じてまくりをかませる力があるかは分からないが2200mの勝ちっぷりを思えば不可能ではない。

この枠ってよく考えられてるよねぇ。

トウケイヘイローの逃げは・・・どうなんでしょうね。

カレンミロティックが潰しに来たら面白い。最高に面白い。

しかしそれでも折り合いがつくのがトウケイヘイローさんの素晴らしいところ。

ていうか・・・あれ?これって最高の馬連じゃないかね?この2頭逃げを差せる馬ってジャスタウェイくらい・・・。

いやしかし・・・AJCCの展開を見ても外差しは濃厚・・・。

うほっ。楽しいなぁ。これ。

早く明日になぁれ。

[fin]