砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

高松宮記念を想う リアルインパクトとか面白く無いかね?

3歳で安田記念を制覇しているんだ。ひねり出す脚は一流じゃないかね?


なによりディープインパクト産駒というのは二枚腰で成長する様子がある。

トーセンラーなんかがそうであるしマーティンボロの本格化もずいぶんと遅かった。

単純に母親次第とも言えますが。

リアルインパクトの場合は乗り方かもしれません。

手が合えば終いの脚をキチッと使ってくれる。

「イケるんじゃね!?」と考えた発端はサンカルロ

阪神カップ2連覇のサンカルロが好走しているよなぁ」

4歳 4番人気4着 阪神カップ2着 阪急杯3着

5歳 4番人気2着 阪神カップ6着 阪急杯1着

6歳 3番人気2着 阪神カップ1着 阪急杯3着

7歳 3番人気9着 阪神カップ1着 阪急杯4着

8歳 ????? 阪神カップ4着 阪急杯2着

サンカルロというのはモノは良いくせに短距離戦で差し追い込みで戦うもんだから展開任せなんですね。

毎度毎度おんなじことやってたまに届かせる。

そして季節柄、届きやすいレースというのがあってそれがこの阪神カップ阪急杯なんですね。

それに高松宮記念がたまに加わる、と。

昨年はサンカルロが届かなかった代わりにドリームバレンチノが2着まで来たわけですから

高松宮記念ってのは差し切ることこそ出来ないが馬券圏内はなかなか来るぞ、ということですね。

マイルCSでは「内のジリ差し」VS「外の一気」という図式が往々にして成り立ちます。

大抵の場合は内が届く。昨年も蛯名がミスらなけりゃハナ差勝負で勝ち負けしたはずである。明らかに1馬身はロスした。

中日新聞杯も「外の早期進出差し」が届きやすい。スマートギアやサトノアポロ。今年はマーティンボロ、と。

レースごとの勝ちパターンというのは確実にある。当然の話である。

その勝ちパターン。高松宮記念は誰が取るのか、という話である。

である。であるのだが。

今回は逃げ馬が多すぎていったい何が起こるのやらね。分からねぇよ。

分かる人はいるのだろうか。いるのであれば教えを請いたい。

基本に立ち直れば・・・ハイペースになるだろう。

・・・それ以外に考えようがないのだろうか?

中京ってのはやはり逃げが厳しい。

だからこそ流れが緩やかになる。利害が一致するからだ。

逃げ馬は残りたい。先行馬も同様。しかしそれでも差しが届く。

そこら辺は巧妙な騎手の技術といいますか。逃げ差し両者においてね。

だから中間辺りの4番手5番手あたりがきっちり仕事をする。

そして数頭の差し追い込みがやたらと頑張って届かせてくる。

それでも逃げ馬ってのは残ってしまうことがある。

その原因ってのはちょいとばかりの油断とか、あるいは穴馬の頑張りだとか。

ローレルゲレイロが勝ち残った。

そしてハクサンムーンが10番人気から3着した。

短距離戦は危ういバランスで成り立っているわけですよね。

サンカルロが頑張れる阪神カップではリアルインパクトが逃げ切ってガルボが2着。

サンカルロが頑張れる阪急杯でもコパノリチャードが逃げ切った。

馬場の傾向が変わったわけではない。サンカルロが4着と2着しているわけだしね。

だからこそ・・・。

極端なことを言えばコパノリチャードハクサンムーンとレディオブオペラの3頭が残る可能性があるのではないか。

ハイペースの単騎逃げよりスローの多頭逃げを選ぶのではないか。

そこを考えると・・・変に傾向は変わらないだろう。

つまり「分からない」だ。わからないもんはわからないんだもの。

分からないなら考える。

ハイペースからの差し台頭は可能性は当然考えるべきだな。

この場合は所々から逃げ馬がビューン!とくるわけです。

テンの良いお馬さんが前に行って・・・、あとは椅子取りゲームだよね。

椅子取りゲーム、ってなっちゃうと枠次第になる。

枠次第。枠次第?言っておきながら理由がない。

中京は内差しが届くことがない。ほとんど、ない。

それは馬場以前にコースそのものがそういうことになっているからである。

外が届く、と一概にも言えない。

言ってしまえば。

どこからでも届きようがある。

となる。

つまりは一時期の東京みたいな感じ?直線を向いてしまえば脚色とペース次第でドヒューン。

安田記念と互換があるならそういうところだけだろう。

つまり強い馬の前が塞がる展開が少ない。サンカルロの戦績はそういう意味もあるのではないか。

流石に外に回しすぎりゃ勝ち負けは遠いが。

そういえばタイトルを見直してみれば・・・リアルインパクトの話なのね。

「1200mと言えどもディープの中京最強伝説はノンストップだぜ!」

ってことを書こうと思っていたら脱線しすぎて回収がつかない。

中京1200mはディープの庭なんですよねぇ。だからリアルインパクトも、と。

この話の問題点が今更にして思いついてしまった。

レッドオーヴァルもディープ産駒じゃないか。

しかし牝馬にはタフすぎるんじゃないか、とも思うのよね。

阪急杯じゃせっかく展開が向いたのに伸び切れない。これはちょいと馬の素質を危ぶむね。

そこからウンガッ!とひと伸びしてこそG1級。ロートルサンカルロに差されるんじゃ話にならねぇ。

結局は牝馬限定で、タフ目のレースで買うが正解よ。愛知杯的な。

ディープの牝馬ってなんだかんだスマートなのよね。お嬢様!って感じ。

しかしリアルインパクトは展開的に向くわけじゃない。(予想的に)

だが仮に枠が面白ければ・・・。

逃げの3頭を抑えてハナを切ることもあり得るんじゃないかね。

そういう馬鹿なことをしていいと思うんだよねぇ。今回もまだ穴馬よ。

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