砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ハープスターを脅かす馬はいない。

長々と穴馬を探し続けて数日。いない、と判断。

いる、という思う人がいるならね。聞きたいよね。その理由。

俺の乏しい想像力ではとてもとてもハープを食べちゃう馬は思いつきません。

・・・なんで俺は仮想の人物に喧嘩売ってるの?

ということでハープは1着!どうあがいても1着!

ディープ式長距離砲で直線向いた瞬間に勝負を決めに行ってしまえば良い。

加速に手間がかかるとはいえ段違いに強い馬だ。大外からでも届く馬場なら取りこぼしはないだろう。

シンボリルドルフを打倒するべく、ひたすら宝塚記念をリスタートしてきた俺には想像がつかんね。

何十回やってもルドルフを抑えこみつつ差し切りを狙う、というのが出来なくて。

何度オルフェーブルに、なんどレーヴディソールにやられたことか。

こっちはメジロトーマスだぞ!みたいなね。

チャンピオンジョッキーの話。

ともあれ、他にディープ産駒があればそれを狙うのがベターですがいないわけです。

代わりになりそうなのは・・・

京都を差しきれるアドマイヤビジンなんてどうでしょう。

前残りするフィリーズレビューを好位から差して4着であるから良いかも。

おいおい、レーヴデトワールが京都で差し切ってんぞ、何事だ。

と思えば2歳3歳の条件戦においては京都マイルって内回りなんですね。

直線が短く、差しが届く、そんな条件じゃこいつはかなり強い馬でしょう。

秋華賞あたりで買いたいです。

渋った京都を差しきりつつ、渋り気味の阪神をそこそこ届かせた。

1400mと短く、さらに内回り、と微妙な条件なのであれやこれやと・・・うん・・・。

直線の長いコースってのは中京だけ。

1戦目は未勝利のマイル。これが逃げて惨敗している。

2戦目が500万のマイル。後方から差して2着だ。

この2戦目がなかなか見どころのある競馬をしてますね。

3月の中京なら届かせていたことでしょう。惜しくも12月の中京だ。

尾張ステークスと同じ日でして、ストレイトガールに向いた馬場と言うと分かりやすい。

「手先の強い」と言われる馬ですから、こう・・・グイグイ、グイッ!と加速する馬が良いわけですよね。

アドマイヤビジンもそういう加速を少なからず見せている。

差しの届く阪神では気になるタイプよ。

また2着と言っても勝ったのが2番手から粘ったヌーヴォレコルトだ。

明らかに展開の有利を受けた勝利であるし、ヌーヴォはだいぶ強い馬。

チューリップ賞も展開の利を受けて2着したし。

なのでここではアドマイヤビジンを素直に褒めるべき。

差し切った紅梅ステークスにしても日経新春杯と同じ日である。

日経新春杯の差し馬といえばアドマイヤフライト。コレがまさしく京都、阪神巧者ですよね。

正確に言えば「年明けの京都」と「年度始めと末の阪神」が得意。

つまりは差しの届く時期だね。

ビジンは差し追い込み、フライトは差し先行、という違いはあるけども。

あれ・・・?こいつは・・・悪くない?

理由を挙げる

1 こなす程度の内回りで好走している。

2 反面、得意そうな外回りはあまり走っていない。妙味っ!

3 差しの届く馬場ではきっちり脚を使って上位争い

例外は白菊賞だが、コレは馬群を割れずにトロトロしている。

勝ったレーヴデトワールには最高の条件なので順当な結果。

内回りの重賞しか走っていないから本来のパフォーマンスが活かされていないのだな。

しかし親父がクロフネ

飛び抜けた化け物は出さない。

出さないが条件が合えば爆走は必至っ!ホエールキャプチャ魂が燃えるぜっ!

・・・

クイーンカップに出ていれば面白かったのに。

ということで。

「ハープの相手はアドマイヤビジン!?」という話でした。

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