スローからのロングスパート、ってのが土曜日の展開
しかし好走している血統はことごとく渋馬場巧者的。
こういった馬場の適性、小回り要素がなけりゃディープ買いなのだが少し厳しいかも。
それでもトーセンスターダム以外はなかなか人気薄に留まりそうで穴馬として良さそうだ。
展開が向かないわけじゃないので秘められた能力でなんとかなりそうなのである。
アデイインザライフはディープながらも中山巧者と呼ばれるほどになったし
ステファノスは毎日杯で強い競馬を見せ、ベルキャニオンは良血統の確実性がある。
さらにいえば今週はなぜか内伸び馬場である。
不思議なのだが。
外が伸びないわけじゃないのだ。つまりフラット故に距離ロスを防ぐ内が有利なわけで。
んでもって上がりはやはりかかる。
これは上がりどうこうじゃなくロングスパートの影響ではないかな、と。
たいていのレースが4Fの勝負になっているので3Fの脚は少し鈍っているんじゃ？
そういう展開もあって先行馬が残る。
内が伸びるしスローロンスパだし、で前が有利なのだ。
スローロンスパならばディープが拾える。
速い上がりを使うディープではなく、ズンドコできるディープが良いかも。
そうなるとアデイインザライフが競馬になる。
だが好位競馬じゃないこいつは期待薄し。
ぬるい展開から脚を使う・・・
そういうことをやったのが共同通信杯組でありますから
イスラボニータの2着にはいったベルキャニオンが良いのかな？
「素直にイスラでいいだろう」という声が聞こえる。
しかし1800mベストのイスラよりも距離延長の良化が見込めそうなベルキャニオンを推したい。
だが渋馬場東京ベストの二頭であるから渋馬場中山で買えるかどうかは果てしなく未知数。
こればかりは結果を見なけりゃ分かりっこない。
そもそもこいつはホープフルSを2着しているのだ。
有馬記念の同日開催のこのレースを、中山2000mを2着しているわけだ。
だけどこいつはこいつで3Fの競馬かなぁ。
小回りで4F競馬は出来ない気が。
秋口の前残り東京とかがベストだと思うよねぇ。
好位からどうこうするには足りない。
掲示板までは足りると思うが。
ということで。
やはり俺はステファノスを推す。
4Fの脚、好位競馬。
そして好位競馬の名手、後藤が乗るのである。
アンコイルドにまで好位競馬をさせようとするからあまり好きじゃないのだけど
手が合えばきっちり上手い競馬をかましてくれる。
そして青帽子、8番という良い枠にも入った。
大外から逃げ馬がﾆｭｰﾝと来る。
その後ろにのんびりと先行馬、好位馬が、と。
ただステファノスは強行スケジュールで出走してきているんだよね・・・。
11月から月1ペースで5レース。今回は中2週とかで出走してきている。
本来のパフォーマンスを発揮できるか、というと厳しい怪しい摩訶不思議。
毎日杯の3着・・・このクビハナの3着が証明と言えるかもしれない。
最後の一伸びがあれば勝てたはずだ。
そこからもう一度強行してきているのだからパフォーマンスの低下は免れないはず。
ただオッズは美味いので買わない手はないかもね。
血統的に考えて・・・素直な回答をするならキングズオブザサンやウインフルブルーム、アドマイヤデウスあたりになるだろうか。
パワー豊富にサンデーの血を継いだ馬、ってのを狙いたい。
母父サンデー、というのは狙いたいところである。
しかし乱立するキンカメにははなはだ閉口。そこまで美味いわけじゃないんだよねぇ・・・。
タガノグランパにトゥザワールド、クラリティシチーにスズガデヴィアス。
どいつもこいつも地味にいい戦績で来ているから困り者。
鋭くはないが持続的に脚を使える好位馬。
そう考えりゃトゥザワールドほどの馬はないわけですよねぇ。
流れに乗っているジョッキー、というのも決して無視できるものじゃない。
そしてワンアンドオンリー。
内が伸びる、というのであれば横ノリ案上のこの馬は減点要素がない。
一変を望む、というのであれば初G1のハーツクライ産駒だと思うし、
ディープではなくキンカメの雄であれば打倒などたやすいとすら思う。
前を行くイスラボニータやウインフルブルームをどうさばくかが見物だね。
あとはタガノグランパをプッシュ。
これの競馬センスは抜群ですし能力の証明も十分。
中京の緩みない1400mを勝ったのは良い材料で、予想される展開にはジャストマッチと言える。
有馬記念とマイル戦が微妙につながっているのと同様であります。
ロンスパが予想される今回の皐月賞においては1400m勝ちの実績は面白愉快。
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