砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

間違いなく荒れないマイラーズカップ

荒れないですよ。まず荒れない。


なぜ荒れないか、といいますと。

一つ一つ今回のレースの要素を挙げてみれば分かりやすいです。

・スローが予想されること

・京都外回り1600m

・開催3回目の二日目

どうあがいてもディープの庭ですよ。

メモリアルイヤーがハナを切るにしても洛陽ステークスほどに収まるでしょう。

洛陽は好スタートからの展開でしたが、仮にスタートが悪くとも競り合えるほどのものをこの馬は持たない。

テンの速い展開にはなりえないわけですね。

過去のデータ的にも前残りですがペース次第で趣が変わります。

シルポートが逃げる、あるいは競りかけられる様な展開ではハイペース巧者がきっちり勝っております。

昨年はグランプリボス。31秒台をマークした安田記念の2着馬ですね。

そんで2年前と3年前がシルポート

基本的に京都マイル重賞はペースが上がりきりません。

分かりやすい速い時計にはならないので距離の長い馬の台頭が目立つわけです。

たとえばカンパニー、サダムパテックトーセンラー。古くはオグリキャップ、ジェニュインなど。

マイルCSの話ではありますが基本的に傾向は変わりません。互換性があります。

牝馬の台頭があるのもそういうことですね。ある種ジャパンカップ的です。

そういう展開ですとディープが輝きますね。真っ白い光に包まれてニュニュッと輝きますね。

親の七光り!といわんばかりに。

ただ好位競馬の達者は多いのですが、先行してきっちり交わす様な馬が少ないのです。

なので注意すべきは皐月賞の川田&トゥザワールドパターン。

外からの押し押し先行で手段を問わないやり方が功を奏すことがあります。

そういう馬は人気を背負っていることが多いのでまずまず買いやすい部類でありますね。

逆に好位展開のディープが内に入った場合は買いづらいものがあります。

それでも内差しは有効戦術ですので消しきれない。難しいです。

ディープに限った話ではありませんね。外の馬をさばきながら好位につけられる先行力が不可欠だ。

マイルCSほど差しが届くわけじゃないのでそこは注意ですね。

過去の2年はシルポートがいたので差しは届いていますが本来ならば届かないはず。

シルポートが逃げ切れるのだから本来は前残り馬場である。

あ・・・うん・・・。

エキストラエンド、オースミナイン、フィエロワールドエース

どいつもこいつも内に入ったら面倒くせぇなぁ・・・。

京都金杯なんかは内差しから来たわけだし、可能性は否定できず・・・。

そのくせ先行力の裏づけに欠ける面子だ。

ワールドエースなんて中距離馬だよ。差しが届きづらいのだから前づけの厳しい馬は・・・?

・・・

あれ、間違った考えだったかな?

1にも2にも先行力のような・・・。

ジェンティルドンナの様な馬があれば別なのだろうけど・・・

出たなり中団差しのディープでは取りこぼしが?

ドナウブルーとかいたら買えるのに・・・。

かといってダービー卿ほど異常な状況になりはしないのでカオスモスとかはないだろう。

ダートっぽい馬が登録しているけれど・・・京都だよねぇ。

ところで。

アドマイヤドバイってサンデーサイレンスクロスなの?

「お、アドマイヤムーン産駒か!なになに母父は・・・サンデーサイレンス?え?」

2*3の37.50%って倫理的にどうなのでしょう。

クロスを持っているわけですがサンデーらしい瞬発力に特化されるわけじゃないのですね。

どっちかというと機動力かな。馬場が厳しいとちょいと面白くなる。

あれぇ・・・。

先行できる馬が果てしなく穴っぽいぞ。

アクションスターもマイル戦では・・・前で競馬できるとも思えない。

・・・

大変だ。ディープの台頭がなけりゃ穴祭りだよ。

でもエキストラエンドとかどんだけ枠が良くても先行好位は・・・。

差しが活きる展開になるとも思えないし・・・。

これは愛知杯的なことになりそうですね。

血統で絞ってきっちり狙ったらでかい配当ゲットだぜ!

主張が一貫としねぇな。

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