砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

あるいはフェイムゲーム 宝塚記念予想

ヒロシにこれを求めるは厳しいか。


フェイムゲームというのは強いステイヤーです。

同じハーツ産駒のアドマイヤラクティと似た戦績を持ち、春天も同様に好走。

キャラクターもおそらく似ているのではないか。

アドマイヤラクティジャパンカップの内を突いて4着。

あの糞荒れ馬場を粘り込むヴィルシーナの外側を一気に追い込んだ。

・・・率直に言えばね。

ヒロシ→関東→横ノリ

フェイムゲームアドマイヤラクティ=糞馬場突破が可能なハーツ産駒

木金降雨→荒れ馬場2200m→初っ端の直線長い&登坂有り→押して押してのスタートが可能

中距離戦に挑むステイヤー→2200mが思い出させる。

フェイムゲームデスペラードのように逃げたら面白いんじゃないの?って話です。

「そんなホイホイと後方馬を逃げさせられるわけねぇべや」 左様。

ただヒロシが意図的に壁を作ろうとするのが気になる。

かからないようにする意図があるし、溜める競馬をしたいのだろう。

(単純に長距離戦だからって話かもしれないが)

だがヴィルシーナがスローに落としこむ中で前々を陣取れたら面白いと思うし、

カレミロと一緒に1角からまくりかかって暴走してしまうのも面白いと思うし。

この二頭の談合逃げなら春天ビートブラック的にフェイムは残れると思うし。

フェイムとカレミロが一緒に外枠に行ったらそういった可能性もあるのではないかな。

やっぱり阪神内回りの美味しいところは「単騎逃げをそっと追い詰める二番手」でありましょう。

トウカイパラダイス然り、ダノンバラード然り。

カレミロの暴走によってフェイムゲームがそのポジションを取れるなら絶対に面白い。最高の形。

多少・・・いや大きな犠牲を得てしまってもそれ以上のリターンがある、と思える戦法だ。

個人的にはもっともハマって欲しいパターンだね。

ヴィル逃げ→カレミロが嫌って単騎逃げへ→便乗抜け出しのフェイムゲーム

ヴィルシーナに中団待機からの脚がないのは今までのあらゆるレースが証明しているし、

カレミロも同様に大きくマージンをとった展開から35秒フラットの上がりで押し切りたい。

フェイムゲームステイヤー体質なだけに上がり勝負は分が悪い。先行押し切りが望ましい。

ヴィルシーナ京都大賞典でスローに落とした実績がある。

それを嫌ったニューダイナスティが一気にまくりかかって大逃げ化した。

カレミロは大阪杯で一団馬群化するのを嫌って外から逃げを打った。

ビートブラックの復帰戦であり、この馬の脚色を見てからの逃げ。

木金の雨もあってジェンティルドンナのパフォーマンスはほんの少し落ちるだろう。

川田の騎乗+2200m。先行押し切りよりも好位から弾ける競馬をしそう。

するとヴィルシーナのスロー落としは望みであるし、利害は一致する。

下手に前を刺激する馬がいない以上、スローは確実と言える。

ヴィルが先手を取って、カレミロが抜け出す・・・カレミロの逃げは確実と見ていいか。

ヴィルシーナに俺が望むのは有馬のマヤノトップガンで、

精一杯スローに落としてカレミロを精一杯引っかからせて欲しいのであります。

池添は抑えるより飛ばすのを選択するでしょう。

というより引っかかる前に気分よく出させて折り合いをつけるはず。

その判断は素早く、下手すりゃスタート直後からさっさと逃げを決め打ちしてくるかも。

それにフェイムゲームが乗っかるか、というのが一つのギャンブルであります。

折り合いに問題がなくなって来ているしせめて好位から競馬をして欲しいのだが。

今回はフェイムゲーム複勝圏に絡む方法について一生懸命考えてみました。

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