砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

雨を 宝塚記念予想

良馬場開催にはなると思うんだが


しかし土曜日の夜がかなり降る予報になっている。

日曜は時々晴れ、くらいには回復するみたいだけど雨の影響は受けそうだ。

ジェンティルドンナは雨が苦手だが秋天ではなかなか悪くなかった。

多少の影響は無視できるのだろう。しかし宝塚で馬場が重くなると怪しい・・・。

しかしドバイをこなせるのだから2200mの阪神渋をこなせない道理もない。

すごく難しい。今まで結構目を背けてきたジェンティルドンナの取捨は本当に難しい。

なぜなら明らかに重馬場の鬼がいるからね。ゴルシにウイバリ。

少しでも時計が遅くなれば嬉々として飛んでくるぜ。上がりが36秒台になったら最高だ!

38秒台になるとウインバリアシオンに軍配が上がりそうだ。

デニムも重馬場の鬼だが上の二頭はレベルが違うからね。

渋ったらデニムも決していい影響は受けない。やはり良馬場が望み。

ただ全く渋らないのもまた問題であります。

快適すぎる良馬場だとグランプリ適性がさほど活かされないのでゴルシやウイバリが飛びかねない。

メイショウマンボが伏兵的に飛んできたりジェンティルドンナが楽勝しちゃったり。

そうなると俺は馬券を買いたくなくなるのでね。マンボは天敵なのでね。

だから今回の雨はなかなかちょうどよいと思います。

マンボの勝機を奪い、ジェンティルドンナの楽勝を防ぐ。

その上でグランプリ適性の高い二頭が無双しすぎず、デニムも台頭しやすくなった。

おそらく馬場の渋り加減はデニムに適しているはずだ。

牝馬の瞬発力が活き、その上でフェアリードールの真髄を発揮できそうな、ギリギリのライン。

ジェンティの勝機がなくなるほどの渋りだとデニムのヒモもありえなくなる。

順当に行けばゴルシ-ウイバリ-ジェンティ-デニムで落ち着くでしょう。

しかしゴールドシップは先行しなければ勝ち負けは難しい。

まくりに入ればウインバリアシオンに競り落とされる可能性が高い。

しかしそれによるウイバリのロスも大きくなり、ジェンティを捉えられるかが怪しくなる。

そこのハナ差勝負にデニムアンドルビーがゴルシ一頭分だけ空いた内馬場をロスなく一直線にぶっ差せるか・・・

・・・

ゴールドシップがまくり負けしたのって京都だけか。

有馬記念は追ってまくったし・・・。

位置関係としてロスが大きいのはウインバリアシオンで間違いないし、

阪神内2200mにおいては力関係は五分五分で間違いない。

すると直線での追い比べで劣るのはウイバリに違い。

ジェンティルドンナに川田が乗るなら好位競馬だろう?

直線に入った時点で2馬身のリードがあればいい方。おそらく1馬身あるかないか。

セーフティーに程遠い。

うむ。まくり競馬になった場合でもゴルシは潰れないかもしれないな。

阪神馬場はほとんどフラットだから同じ位置から追い始めてしまえば適性の差でゴリ押せる。

・・・内の方が厳しい面もあるかな。

カレミロやヴィルシーナって結構頑張るから壁になるかもしれない。トーセンジョーダンも。

だからジェンティの方でも加速ロスなんかはあるだろう。ロスがあれば複勝圏も厳しいかなぁ。

別段内回りが得意というわけじゃない。ヴィルに最も迫られたのは秋華賞だろう?

ヴィルとジェンティの関係において内回りはヴィルに利するものであり、ヴィルが前で競馬をするならば安々と交わせるとも思えない。

4角の時点でゴルシなんかは外に張り付くわけですよ。

底から絞りながら回って一気に突き抜ける。ジェンティの差し場ってないのかもしれない。

決してロングロングで追い込める馬じゃなくて、昨年は前に壁が作られなかったから内をロスなく回って3着まで行けた。

けど今回は内馬場に少なからず先行馬がいるからロスなく回ることが瑕になりかねない。

それはホッコーブレーヴにも言えて、デニムが上手にポジったらロスが生じる。

ダービーのキズナの様に最内枠って厳しい面がやっぱりあるんです。

ホッコーヴは実力で劣るのだから大外まくりの強い競馬で望むわけにもいかない。

戸崎は内をロスなく回って空いたところを差すだけでしょ。それはデニムもやるし、ポジションはデニムが取りやすい。

自然、ホッコーヴはデニムを追って差すか、あるいは先行馬を割るかの二択。

デニムを4角でまくれれば話は違う。でも2200mでそれをやる脚はないでしょ。

位置関係も2200mへの適性もホッコーヴはデニムに劣るのです。

それなら切れ味に任せて先行馬を割って行ったほうがいい。

デニムはデニムで加速ロスが生じた時点で複勝圏さえ怪しくなってくる。

馬群捌きを浜中に期待したくないのだがね。そういうことは岩田や戸崎にやって欲しい。

気分よく大外一気、なんてこともあり得るから手堅さの欠片もない馬だよ。

内回りだから先手先手の勝負になる・・・。

そしてグランプリ馬はその流れのままに残る。

デニムが突き抜けることは不可能かな。まくり気味に外一気やっても3着に届かない。

やはりど真ん中を縫い差すしかない。浜中にそれを託すのは心もとないが。

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