砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

次は関屋記念

割りと簡単なレースだとは思います。


新潟馬場ということでパワーと持続力が鍵になります。

ジャスタウェイが絡んでいる辺りにもパワーを思わせます。

ただし新潟記念なんかを考えても「スローから一気に瞬発」という可能性はやはりあって、

ジェンティルドンナの全姉、ドナウブルーがきっちり勝ったこともまた見逃せない事実。

それでもパワーですな。

ということはメンツ次第です。

昨年のレッドスパーダはこういう馬場が得意な上に溜め逃げ巧者であった。

そんで基本的に前残り傾向ですよねぇ。

それでも差してくる馬がいるってのは・・・

一つ、能力上位

二つ、馬場が合う

ってなことになるんでしょうか。

セイクリッドバレーなんてのはスタミナ豊富で小脚のきくタイプでしょ。

(ていうか10年はノーザンテーストフジキセキのコラボレーションが独占気味だぜ)

基本的にマッチョが強いんでしょうね。

スローになると一気に細マッチョがやってくるぜ。

昨年は細マッチョがマイペースに追い込んでも3着4着が限度。

巨漢のレッドスパーダがきっちり勝ち切って、筋骨隆々になりかけていた思春期ジャスタウェイが2着。

馬体重云々で予想はしたくないけど結構顕著なレースだとは思う。

今年はメンツが揃いすぎじゃないかねぇ。びっくりだ。

夏競馬は毎年毎年加速していきますね。小倉記念とか秋じゃないと拝めないメンツだったよ。

重賞勝ちだけでも

エキストラエンド エクセラントカーヴ クラレント サウンドリアーナ ショウナンアチーヴ ダノンシャーク レオアクティブ

更にマジックタイムやマジェスティハーツ、ブレイズアトレイル、タガノブルグ、シャイニープリンス、サンレイレーザー、サトノギャラントがいるんだぜ。

「おいおい、ちょっとしたG2競争じゃないか」と。

総じてパワー豊富ですよね。クラレントとかもはやG1勝ちを諦めて稼ぎに来てるよね、このローテ。

重賞3勝馬なんだからそこまで賞金に困ってないでしょ。

でもハンデが重いし枠も厳しいし。気軽な賞金稼ぎは厳しいのでは?

マイルCSで小雨が降ることを祈るしかないと思います。メイン直前にスコールぶわーって。

(それでもヘンテコなディープが、トーセンラーあたりは勝ってしまうのが悲しい現実。

 何かしらの工事によって東京1800mでマイルCSが施行されることを祈るしかないなっ!)

しっかし。中京記念は勿体無いな。こればっかりはテン乗りの小牧を恨むのは筋違いだし。

雨だよなぁ。ここまで降ってしまうと・・・。

速い馬場じゃ話にならない、降りすぎるとどうにもならない。ややこしい奴だなっ!

(速い馬場じゃダメ、ってディープの精鋭らと比べてね。重賞級のディープは速過ぎる)

ダンスインザダークって馬券的には面白いけど生産者にとっては時代遅れだよなぁ)

(でもラブリーデイなんかを見てたら肌にまわると面白い馬かも。巻き返しに期待)

そういったクラレントには新潟マイルはぴったりじゃないかな。

東京マイルを粘り込んだ実績なんかもあるし、スロー前残りなら最有力か?

マジェスティハーツは徹底的になしの方向で。

ジャスタウェイと同じに考えたらダメですよ。基本的にハーツはスピードが足りないことが多い。

というか中距離的なスタミナがありがちなので1600mより1800mでしょう。

しかしエプソムカップの競馬を考えたら・・・差しきりに行けるような脚がない。

となれば前での競馬が必要であるし、それまでは2000mが実質的にベストだろう。

ここは人気が落ちるでしょう。

エキストラエンドは新潟にハマるかどうか気になりはしますが・・・。

これもまた重馬場の鬼じゃないだけで安田記念の結果は度外視度外視。

条件としてベストではないにしても今までどおりの力は発揮できるだろう。

そもそも新潟マイルはそこまでドスローに落ち込まないだろうし、

ここはパワーがありつつスピードを備える様な馬じゃないとダメでしょうよ。

しかしG1は馬場が軽めだから・・・。惜敗&渋馬場大好き、な馬が欲しい。

だからこそのクラレントエキストラエンドが良いのだけども・・・。

でもやっぱり上がり勝負になる面はあるのだよねぇ。

ダノンシャークがトップハンデの58kgになるけどここでは信頼したいね。

安田記念の粘りっぷりは好印象。好位からきっちり差しきれるのではないか。

シャイニープリンスにも注目したい。

ただそこまで速い上がりを使えるわけじゃないから・・・。

速いペースから好位抜け出し、という形になりそうならば買いたい。

でも基本的にいらない。

時計と上がりを見れば速い競馬ですが・・・パワーは要求される。

だから東京新聞杯好走のエキストラエンドだとか、安田を克服したダノンシャークだとかね。

あるいはクラレントだとか。

春競馬で成果を出しすぎた3歳牡馬あたりは困りどころです。

基本的に中山競馬だったし、NHKマイルCとはまた適性が違ってくるし。

だから逆を突いて3歳春で調子を落としたマジックタイムを狙うべきか、と。

しかしJFなんかは結構ベストパフォーマンスだったと思うし、クイーンCの取りこぼしも残念。

あまり積極的に買う意味はないのかもしれない。

やはりきっちり体が出来上がった古馬が新潟マイルを制すると思うしさ。

それを思えばエキ・ダノ・クラでいいよねぇ。

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