ダノンシャークは鉄板だが・・・?
ダノンシャークってのはなかなか難しいやつで。
2着が京都金杯(4歳)、マイラーズC(4歳)、エプソムC(4歳)、京成杯AH(5歳)。
京都、東京のマイルでは安定したパフォーマンスを発揮。
特に5歳になってからは熟成した感があって、今が6歳だが未だ衰えはなさそうである。
上がり勝負をそこまで得手とするわけではなく、好位からヌルリと抜け出すタイプ。
重馬場も苦手ということもなく欠点の少ないタイプだ。
だが実力の割に勝ち味が薄く、そこまできついマークを受けずにここまで来た。
安田記念なんかは昨年も今年も人気が落ちていたくらいだ。
昨年は京都金杯1着→マイラーズC3着と人気に応えながらの好走を繋いできたにも関わらず12番人気。
今年は春初戦の阪急杯を9着。1400m戦を選んだのは斤量の面で悩んだ末だろう。マイルの別定戦ないからな。マイラーズくらい?
それから3ヶ月空けての本番安田。実績馬だがそこが嫌われて9番人気、と。
昨年は混戦模様だったから12番人気でも仕方がない気もするがね。
(でも同じ重賞馬なのに3歳のエーシントップが9番人気ってどうなの?)
(典型的な中山タイプのナカヤマナイトが10番人気とかね。)
実際、相当な持久戦にならないと東京では信頼出来ないかも?という懸念はある。
軽快な展開だと一歩劣ってしまうのはあるだろう。だからこその重馬場の鬼。
ハイペースになったり馬場が渋ったりね。良馬場スローからポンッと抜ける展開では惜敗する。
富士ステークスは雨の影響があったし、京都金杯も雨の影響があった。
・・・くそっ。安田記念で買うべきだったな。ミスった。
いや、グランプリボスを買ってないから当てようがないがよ・・・。そもそもシャークは4着だし。
でもここでダノンシャークを買った人は馬券が上手いなぁ、と思うんです。
まとめるか。つまり・・・
ほんの少し渋った感じから34秒フラットで好位からヒョイッと抜きん出るのがお好み、と。
33秒の上がりも使えるんだけどそれを使えてしまうと他の馬にアドバンテージが向いてしまう。
やはりちょいとキツめの馬場を34秒きっかしで抜き出るスタイルがベスト馬場。
今回は好位から34秒フラットを使えりゃアタマ差で制することが出来るだろう。
実はね。
好位+33秒8~34秒2+マイルの条件なら戦績は2-1-0-0で連対率100%なんだぜ?
今回は青帽子となったが、外から被せられなければそこまで大変なことにはならないはず。
新潟は馬場の良し悪しはあるが基本的に「伸びたもん勝ち」だ。
もちろん、外が伸びたらちょいと話は違ってくるが・・・。
馬場の真ん中内気味からジリジリと伸びてくる、という王道の競馬を見せてくれるはず。
[fin]