砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

毎日王冠と京都大賞典 秋天ステップ

秋天の前哨戦が始まりますね。


小倉記念あたりからの中距離戦は全部秋天のステップレースみたいなもんです。

だから泣いても笑ってもここで最後。秋天行きのキップを賭けた最後の戦いであります。

ところが上位陣は賞金が足りている奴らに満ち溢れ、叩き台の様相。

では毎日王冠から見てみましょう。

netkeibaでの人気予想においては・・・ワールドエースが1番人気。2.6倍。

京都の光速馬場で見せたハイラップ。そして真逆の極悪安田では外枠から5着の大健闘。

ゴールドシップディープブリランテの世代では最も評価されていた馬であるからG2じゃ負けられない。

ここでは先行策を取りたいだろう。毎日王冠は前残りだ。

外枠に入るのは間違いがないからね。東京1800mで外枠先行はなかなか難しいかも。

少頭数だった昨年もレッドスパーダがピンク帽で泣いているんだよなぁ。

2番人気がディサイファエプソムカップでようやく重賞を勝った素質馬。

これもまた切れる脚がないから先行策に出たい。だがそういう類の出脚が果たしてあるものか。

上がり3F33秒6、ってのがエプソムカップのデータだが・・・論外だね。差しは無理。

同じエプソムカップで32秒を使ったジャスタウェイでさえやはり差し届かなかったのだから。

3番人気がダークシャドウ。渋いところをついてくるね。

しばらく不調・・・というかステゴやディープの被害にあって掲示板を出たり入ったり。

ダンスインザダーク父ではここ一番で弾けるものがないんです・・・。

エプソムカップ3着、函館記念2着と好走続きだが東京の2000m以下はディープの庭。

ダンス産駒がディープ産駒を倒すには渋り馬場が欲しいわけでありますが・・・初週。

3番人気はやり過ぎにしても5番人気はキープしそうだしね。微妙だね。消したいね。

クラレントも新潟の厳しい馬場を味方につけて二連勝したんだし。

4番人気がスピルバーグトーセンラーの下。全弟。

これもまたワールドエースらの世代で、ダービー後に戦線離脱ってのもワールドエースと同じ。

こっちのほうが早めに戻ってきてマイペースに条件を抜けてオープンも勝って、満を持しての毎日王冠

トーセンラーの本格化もちょうど5歳のころで、ここも緩やかに流れ込めば勝ち負けか。

5番人気がグランデッツァ。これもまたG1ウィナーの弟。マルセリーナの半弟ですな。

こっちはアグネスタキオンの種で血統通りの脚部不安抱えの快速馬。

京都1800mを1分43秒9でレコードウィン。従来のものをコンマ2秒縮めての勝利だった。

次走の安田記念が極悪馬場で凡走。次の函館記念では内馬場で壁作りに勤む。

「どこかで賞金を加算したい」と思った夏競馬だっただろうにorz

だが1800mでは勝率100%であるからここが本命でしょう。

札幌2歳ではゴールドシップ破り。スプリングステークスではディープブリランテ破りだからね。

ここでワールドエースを破って秋天・・・鬼門の2000mへ挑戦したいところか。

なんかマイルCSに行きそうな気もするけど。そっちが懸命か?

穴で狙いたいのはダイワマッジョーレか。

前受けじっくりが身上のダイワメ産駒なのだがこいつはキレッキレの脚を備えた例外タイプ。

阪神カップ中山記念中京記念と渋り馬場を凡走してきたのは仕方のない話で

初週の馬場をじっくりと好位で運んで弾けさせれば面白いほどハマるだろう。

ダイワメ云々を言うならばダイワファルコンも捨てがたい。母がダイワメジャーの全姉で、父親ジャングルポケット

前走の七夕賞は得意の福島2000mだったが直線の向き方が悪すぎた。

マイネルラクリマしか伸びない様なところに突っ込んで外から差されまくりですよ。

先行からまくって先頭押し切り、って馬なので内馬場が良くないことには話にならないのですな。

東京戦績は0-2-2-6。勝ちなし。

基本的に中山での勝利が目立つし重賞初挑戦も中山金杯。しかも結果をだした2着。

オープン入りしてからの東京参戦はわずかに3回。重賞初挑戦前のメイステークス。そんで秋天が二回。

いずれも凡走。二桁着。

話にならないね、とは思うが「中山まくりを東京前残りで」狙うのが俺の主義。

内枠から先行できるなら是非複勝一点勝負!なんてことをしたい。

でもワールドエースの邪魔ぷよ枠に入る気もしてなんとも言えないな。

おとなしく外枠に入って邪魔ぷよしてて欲しい。

次は京都大賞典。メンツが薄い。13頭。

トーセンラーメイショウマンボラストインパクトなどが人気。

続いてデスペラードヒットザターゲットフーラブライドタマモベストプレイトゥザグローリー

ヴィクトリースター、コウエイオトメ、シゲルササグリ、スピリタス、プレティオラスと。

トーセンラーは鉄板の様にも思えますがモチジュン先生曰く1800mベスト。

しかし京都は基本的には単調になりやすく、決め手勝負になればいつもどおりの京都巧者勝ちでは。

そういった決め手勝負を嫌うのがデスペラードという消耗中長距離戦巧者。

フーラブライドも2400mの決め手勝負となれば勝負にはなりますが完全なスロー展開では分が悪い。

ていうか引っ張る馬がいないこともあってなかなか面倒な展開になりそうではある。

逃げは貧乏くじ、とも言えなくもないかもねぇ、というあやふやな状態。

極端な展開になれば昨年同様の前崩れは必然だ。

ラストインパクトヒットザターゲットなんかの春天先行組も下手に行きたくない。

となるとお前。デスペラード様のお出ましかい?ってなるけどそれはもまたどうなのだろう。

となればトゥザグローリーかもしれません。

ダッシャーゴーゴーもそうだったけどロートルは気合付けて前へ行ってくれ。ズブくなってんだろ?

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