砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

休み明けだとかの話 秋天予想

眉唾ですわ。


遠征から中5週、とかなら確かに「ちょいと怪しいんじゃねぇの」とは思う。

あるいは故障明けとかね。

しかしそういうわけではないのならば無視して良いデータではないか。

というよりも「下手の考え休むに似たり」ってやつですよ。

「◯◯厩舎は休み明けでは仕上げてこないし、この馬の本命はここじゃないだろう」

「調教もイマイチ抑え気味にも思えるし、過去のタイムに比べても見劣る」

秋天好走馬の調教タイムは◯◯くらいであるのに対しても同様の事が言えるだろう」

というくらいの理屈がなければ「下手」の領域でしょう。

更に言えば産駒によって仕上げ方が違う。新種牡馬の産駒はそこらへんが難しいと言われるし。

だから調教タイムも散らばりが出て当然で、更に言えば配合によってもタイムは違う。

ルーラーシップトゥザグローリーは同じキンカメでもタイムの出方は違うだろうし、

それに加えて調教駆けをするか、あるいは手を抜くか、とか色々あるでしょ。

もうそこらへんはプロに任せるしかないくらいに難しい。

そしてデータとしての提供がなされないこともあって正しいかどうかの判別もまた難しい。

良い調教判断をしてくれる予想家を判断する材料がない。

まさにフェノーメノなんてのは春天で「やられた!」という人も多かったでしょう。

勝っちゃったもんだから「お前本当に半分の仕上がりなの?」と。

陣営も勝った後でさえ「あの仕上がりで勝っちゃうんだねぇ」なんてのたまう。

「あれで半分なら秋天でも抜けてるんじゃねぇの」とも考えられるし

「いやいや半分だからこそ気楽に追走できて脚が残ったのかもしれない」とも考えられる。

「馬からすればあのくらいがベストだったんじゃねぇの」ということもまた考えられるよね。

ここまで来たらもうフェノーメノを信用出来ない。買うにしても消すにしても信用出来ない。

買っても負けても「やっぱりね」なんて言えてしまう。これってつまらない。

だから調教や休み明けというのはまた別の人に任せて・・・

とりあえず過去のデータから予想して「こういう展開ではこういった脚を使うから、あいつには先着できてあいつには負ける」と。

そういう予想をスべきではないかね。

その上を行かれたならば「春天は本当に半分の仕上げだったのか」と呆然とするし。

予想通りだったならば「これが大体本来のパフォーマンスなのかな」と様子見。

(予想通りってのが一番困るよねぇ。叩いてからのジャパンカップはどうなることやら)

その下ならば・・・そうだね。「次に期待できる」と思うでしょう。

もっと言えば予想した展開じゃなければもっともっとこんがらがるだろうし・・・。

考えたらキリがありませんよ。だからこそ有用なデータでもある。

宝塚記念で低人気だった馬が鉄砲で走ったら馬券には絡まない、とかね。

(そりゃそうだ、とは思うよ。宝塚記念はメンツが揃わないから低人気は重賞レベルだもん。

 今年はメンツが揃ったのだから無視しても構わないデータだと思う)

競馬を趣味とするなら悩みに悩んで馬券を買ってこそじゃないのかなぁ。

とも思うけどそんなの勝手だからね。俺の勝手、みんなの勝手。

でもそういうデータに数千円、数万円を毎週賭けるのは金銭感覚としてどうなのか、とは思う。

それも勝手だわな。

ギャンブルなんて俗っぽいことに良いも悪いもないか。

「お前、そんなことに必死になってどうすんの」と言われたら言葉に詰まるし。

英語の勉強にここまで必死になれたか。なれなかったもんなぁ。

世間でなんと言われても大学受験におけるセンター英語は本当に素晴らしい試験だったと思うよ。

結果が出なくとも努力を続ける姿勢ってのは本当に重要だと思う。要領の良さが試される試験だった。

3分間の僅かな余裕を単語の習得に当てるとかね。積み重ねたら1ヶ月で5時間ほどになるんだもの。

2年間やれば120時間だ。1日に10分間だけ、それを2年間。高1からそれをやっとけばセンター英語で躓くことはない。

マーチクラスならば間違いなく英語でアドバンテージを取れる。

それに高3で目一杯社会科と古文漢文に時間をかけられる。半年もあれば75%はかたい。

政経なんて1ヶ月で8割とれるくらい簡単な年があったくらいだから・・・

現代文を除けば8割アベレージで挑めるんじゃないのかなぁ。

受験戦争と言ってもそんなもんだわ。

努力を知ってる運動部の奴らがまともに勉強を始めたら引退後でも古文漢文社会科は7割余裕だったな。

差がつくのは英語と現代文だった。高校側は1年から「英語だけはやれ」と毎日の様に小テストを重ねていたっけ。

現代文はどんな教師でも容易くは点数を上げられなかったな。「普段から本読め」としか言えねぇもん。

要領、要領。こと競馬にしても要領の良さを求められるんだからやるせねぇよなぁ。

いや、好きなことに関しては要領の良さを超える何かを多分発揮できるはずだから。

閃くことだけは得意だから・・・。

・・・

矛盾するな。閃くためには愚直に悩まなきゃならんし。

でも要領よくやらないと閃きの方向性がずれる。

それも含めて要領。愚直に悩む時間すら計算するわけですな。

火曜日であるから・・・ここらで一つ「命題」ってのを見出さなきゃならないな。

愚直になって悩むべき秋天の急所を。

そのために予想枠をいくつか作って、その経過で秋天の傾向を探って、

疑問点を並べて、寝る前に延々と悩んで、一つ一つ解決して・・・

よし、ワクワクしてきたな。よしよし。

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