枠発表されちゃうじゃん・・・。
展開としては京都的になると予想してヒットザなんかを狙おうと思っております。
スピルバーグも好位あたりで競馬をするなら是非とも狙いたいのだけど
前走がいい結果であっただけにやはり後方待機になってしまうのだろうなぁ。
スピルバーグは最後の1Fで一気に伸びた。
公式が11.8で刻んだところをおそらく11.5くらいで行っているのでしょう。
恐るべき末脚を使うわけじゃないんです。それなら登坂含みの1600m-1800m間で詰めなければ。
前が止まったからこそ3着に届いた脚色であって、今回はメンツの強化+斤量2kg増なので強くは推せないなぁ。
多分外枠でしょう。外枠ならば後方待機しかやりようがありません。
秋天は基本的に前残り傾向で、カレンブラックヒルの逃げならば10番手以下はほぼノーチャンスです。
何度も言うようにルーラーシップやカンパニーという持続脚の化け物でこそ届き得るのだ。
秋古馬三冠レースを全て出遅れて全て後方から追い込んで3着する様な化け物。
トニービンの血を活性化させて淡々と切れる脚を持つ化け物たちですよ・・・。それと同列なの?と。
外枠に入ってなお5番人気に居座るようならば人々は夢を見過ぎでしょう。
マーティンボロが内枠に入るならば人気が逆転して然るべき。
マーティンボロの鞍上は川田。川田はクラレントなどを見てもペース判断は上手いので
カレブラの逃げならば前に行くでしょう。もともとマーティンボロはそう走らせている。
中団前目・・・好位あからじっくり溜めてから爆発させる。それが正解だと思う。
新潟記念は例年以上のえげつない持続戦となり、それを制してきた馬です。
現時点ではジェンティルドンナなみの評価を与えられますな。
事実上、アタマから穴を開けられる馬はこのマーティンボロくらいなもんです。
あと贔屓目に見てヒットザターゲット。そしてカレンブラックヒル。
血統上ではG1二勝のヴィルシーナと4分の3が同血で、ファミリーを同じくしている。
そして京都内回り向きとモチジュン先生が仰るというのに外回りを好走しまくり。
決して力馬ではないのに小倉記念でノブレスへ猛追をかけての2着でありましたから小回り向きなのは間違いがない。
つまりそれは加速力があるということであります。
スローのまま直線へ向けば・・・。スローロンスパではなく、スロー瞬発になれば。
同父の姪であるヴィルシーナと同様にジェンティルドンナを捉えられる可能性はある。
(ロンスパにならなきゃ牝馬らしい切れ味や小回り的な切れ味にフェノーメノは屈するでしょう)
(しかしフェノーメノが楽に先行してしまえばカレブラにプレッシャーをかけてロンスパになるのは間違いない)
(蛯名がイスラをどう捉えているかでしょうね。ロンスパで潰すのかスローで潰すのか)
ただマーティンボロは「まだ見ぬ可能性」に賭けている面が強いのでねぇ・・・。
過去の重賞3戦は全て終い1Fが12秒に突入する消耗戦を差し切っているわけですから
柔らかくビュンっと切れる馬ではなく重厚にしっかりと差しきる馬というイメージが強い。
ヴィルシも秋天では用のない馬ですし、ここは逃げにでも行かなければ買いづらい・・・。
・・・。
逃げたら面白いな。
逃げは大げさだが2番手につけたらめちゃくちゃ面白いぞ。
登坂までは後ろから詰められずに、最後の最後に詰められるがハナ差残して戴冠、と。
そこら辺の残しっぷりには定評がある馬ですからジェンティ相手でも残せるのではないか。
フェノーメノならば颯爽と並びかけてその後はジリジリと後退してしまうのでしょうが・・・。
そこら辺は展開です。フェノーの抜け出しが遅れて3F競馬になればカレブラ、ジェンティ、マーティです。
そうなるとそうなったで困るのがイスラボニータでしょうが。
フェノー的なロンスパ展開になるとイスラには脚が残らないと思うのですよね。
だから逃げを打つのはカレンブラックヒルでも終盤のペースメーカーは2番手の馬になりますから
そこにマーティンボロが収まるならばカレンブラックヒルは間違いなく直線までじったりと留め置きだろう、と。
そういう3F競馬になるとジェンティが間違いなく飛んでくるし、イスラボニータも来るはずだ。
こと3Fに限ればこの馬の瞬発力はちょいと古馬でも敵わないレベルでしょう。
しかしそれ以外ならカレブラにも敵いません。・・・敵ってほしくないなぁ。
もう、皐月賞もダービーもこいつで外れてるからね。
今回は持続的スロー+ロンスパ粘り要求の展開だと思うからイスラはないと思うんだけど・・・。
マーティンボロの可能性とまた被るから困ったもんだ。
実際問題として岩田のジェンティ騎乗は間違ってないはずなんですよ。ロンスパ馬じゃないから。
スローならスローで前受けは問題ないし、ガチなロンスパ戦なら格の違いで誤魔化しが効く。
怖いのはスローから馬群の中でロンスパを強いられることであります。これは弱い負け方だ。
だからジェンティが負けても岩田の責任になっていた。この点に関しては偉い人だと思う。
格の粘りで先行戦術を組み立ててしまう、というのは過去の名馬たちがやっていたことよ。
タマモクロスだってアレだけの切れ味を持ちながらも一発勝負の先行策で芦毛対決を勝利しているじゃん。
確かにジェンティルドンナは中団から差しきりに動いてこそベストパフォーマンスなのだけど
ドバイのレースを見ても中団からではマークが厳しすぎて動けないもの。(日本で横っ飛びかましたら審議だわ)
今年の秋天は有力馬が多数出頭で3番人気になりそうだからマークは薄い。
だから中団からじっくりと差しに動ける暫定リーディングのトザKは良い起用でしょう。
次回に続く
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