砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

カレイの煮付けは美味いなぁ チャレンジカップ回顧

「2日連続でカレイを食うことも辞さない」

「昨日がババガレイだったから今日はサメガレイにしよう」

-帰宅-

「そういや今日ってチャレンジカップだったっけ。」

「え、トーセンスターダム?」


まさかのまさかですわ。

でもこれは分かりやすい前崩れですね。富士ステークスじみた崩れ方です。

そういった中でアズマシャトル和田竜二という・・・また分かりやすい馬が前で粘ってるな。

上位二頭は京都千八の実績があった。

マイルCSで1800mレコードホルダーのグランデッツァが残った様に、持続力と粘りを試される反面、

レッドアリオンの様な瞬発力の鬼もまた快勝できる、という極端な条件だ。

フルーキーもハイペース展開から差し切って勝ち上がってきた馬なだけに

結果を見てみれば傾向は明らか過ぎるほどだったかもしれない。

それにしてもトーセンスターダムは順調に馬体重を増やしていますね。

こりゃ本格化したんでしょうか。出負けしなくなったし。

後駆が発達して登坂もこなすようになった・・・と考えられなくもない。

春はどこを狙い定めるのか楽しみだ。

マイルはないだろうし・・・春天になるのかな?

あるいは海外遠征?

母父エンドスウィープ春天へ向かうのは微妙だろうし・・・。

それなら安田記念の方がまだマシってもんだ。

京都記念から始動は早いから大阪杯かな?

そこから香港とか行くのもアリだな。秋は札幌記念秋天といってまた香港。

取捨の難しい馬はみんな香港に行ってしまえばいいんだ。そんでG1勝ってこい!

阪神JFは順当に決まりそうですね。

「グヘヘ、穴が狙えそうだぜ」という心を押し殺したからこそ、そう見えるだけかもしれないけど。

コートシャルマンだってこの配合ではそんなに早仕上がりというわけでもなさそうで、

夏頃ならハーツクライは好成績だけど年末になるとちょいと落ち込むんだよねぇ・・・。

ストロングリターンだって晩成型であったし、

レッドオーヴァルにしてもディープ産駒にしては仕上がりが遅いくらいだ。

つまり母のコートアウト自体がそういう傾向であるのだ。更にハーツクライとなれば・・・。

それならば擬似ディープでインブリードのきっついロカに託すのが順当とも言えるし、

既に結果を出しているココロノアイあたりにも将来性を見るべきかもしれない。

あとは青田買い気味にレオパルディナとか。

小倉2歳で素質の一端を見せたのだからそれを信じるのが筋というもので、

下手に血統論をこねくり回すよりも「前走は本番のために仕上げを残したのだ」と思うのが良い。

最も遊べるのは穴馬の複勝でしょうね。

アローシルバーとかアカリアイドルで遊ぶのが面白そうだ。

「小倉2歳の時に見せた粘りを信じる!」というのもアホな話と言えばアホな話で、

それなら未知数の大穴馬で「全然ダメでやんのwww」と笑うつもりで買ってもいいでしょう。

馬鹿の考え休むに似たり、というわけですね。

血統家の先生たちくらいのレベルになければみんな馬鹿ですよ。

でもわずかなデータから馬の特徴を捉えて・・・

ということを出来るならば絶好の釣り堀になりますよね。

いつかその域まで達したい。

[fin]