砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

有馬記念予想 穴馬探しの先にある本命馬

どいつもこいつも穴を開けられる要素がねぇな、と思えば本命に従うだけです。


トーセンラーサトノノブレスラストインパクト、ワンアンドンリー、

ヴィルシーナの東京千八化事業が成功するならトーセンラーか」

「いやいや無理だ。それなら中長距離実績のあるノブレスやラスパク・・・」

「やっぱりハーツか。でもワンアンは小回りで買える馬じゃねぇ」

どいつもこいつもウイバリやゴルシにまくられて「あー」ってなる姿しか思い浮かばない。

それだけゴールドシップ有馬記念とか宝塚記念とか札幌記念とかのパフォーマンスは圧巻であり、

ウインバリアシオンにしても昨年の有馬記念、今年の日経賞春天と素晴らしい動き。

「どうあがいてもこいつらだ。こいつらが複勝圏に届かないことはありえない」

「全く、やれやれだぜ・・・」

と思ったらウインバリアシオンがnetkeibaの予想人気では11番人気という僥倖。

「なしてだ。金鯱賞ウインバリアシオンの何が計れるというのだ!(優越感)」

下手な穴馬よりも不調のウインバリアシオンの方がまだマシってもんで、

中長距離のロンスパ持久戦ならば1-6-1-0。宝塚記念ジャパンカップを含めても1-6-1-3だ。

2着を6回しているわけだが・・・オルフェに負けた回数は4回。残りはネコパンチとフェノーメノ

この馬を中山2500mのロンスパ戦で買わない理屈なんてないじゃないですか。

複勝でさえ4倍はつきそうである。ラキシスより下とか頭おかしいんじゃねぇの!?)

そしてとことん放置を決め込んだジャスタウェイジャスタウェイもまた恐ろしい。

ジャパンカップは福永の騎乗も冴えていたこともあって良い形で突っ込んできた。

上積みがあるのならばなかなか侮れない。地力に関してはナンバーワンだもの。

同じように地力に長けるハープスターがいたら有馬記念は見学だっただろうなぁ。

小回りをビュンビュン出来ちゃう馬だから4角でビュンッッと勝負を決めちゃえたかもしれない。

馬場も悪くないから小回り脚を持った馬がいたら調子とか関係なく差し切れちゃうと思うんだ。

ただスロー追走に難があるようなのでね。だから本命にしきれない部分もあるし。

かといって多少の不利じゃ消しきれないだけの実力があるわけじゃない?

頭を抱えたと思う。実際に不出走を決めるまでは「有馬記念?しーらない」って思ってたよ。

ジャスタウェイだけ悩めば良い、となればそんなに困ることはない。

3連複でいいじゃん!と。

目立って・・・間を割って入れる馬は少ないんだわ。それこそトゥザワールドくらい。

唯一の小回り巧者だからね。素質はあるけど発展途上であることも踏まえりゃ・・・掲示板までかと。

もうちっと内枠だったら穴気味に狙ってみたくもあったんだが

ラキシスやジェンティ、ワンアン、ラー、などなど、ちょいと邪魔な奴らが多すぎる。

4歳で成熟期に入っていたなら本命になっていたかもしれないが・・・

本格化を迎える4歳になれば自然と本命対抗まで評価もうなぎ登るだろうし。

やっぱり中山G1を増やすべきだよなぁ。ますますディープインパクトが過ごしやすい環境が整ってしまって。

ホープフルステークス弥生賞皐月賞、の先がなさすぎでしょ。

そりゃ中山巧者なんて箸にも棒にもかからん生き様ではあるけどね。

しかし東京巧者達を競わせる舞台としては非常に面白いことも確かで・・・。

限られた驚異的な差し馬たちにおいては中山でも一流馬としてのパフォーマンスは発揮できる。

それにジャスタウェイは当てはまる。

こうやって見てみりゃ面白いな。俺の本命馬たちは。

・1800m~2000mでは無二の粘り差し脚を誇るジャスタウェイ

・時計のかかる中距離外回りという条件に恵まれずに阪神中山を闊歩するゴールドシップ

・中長距離持久戦ならば現代最強のウインバリアシオン

有馬記念に最もハマるのはウインバリアシオンだろう。

しかし屈腱炎と老化に悩まされた今の状態でG1を勝つだけのパフォーマンスが果たしてあるのかな?

ゴールドシップは根っこが中距離なだけに2500mではスローがお望み。

単純なロングスパート戦となるならばウインバリアシオンと十分に渡り合える。

ところがスローになって中距離的になればジャスタウェイもやっぱり怖い。

弾け方そのものはゴルシより上だろうし。なんたって東京千八を追い込める脚よ。

有馬記念の予想を開始してどれだけの「東京千八」を打ち続けてきただろう)

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