砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

有馬記念雑記4

意味もなくナンバリングを重ねている


過去のレースを眺めていると面白い。

もう有馬記念だけを追求する有馬記念マスターになろうかなぁ。年末に一度だけ輝く男に!

過去の勝ち馬は名馬だけ、というのはナンバリング2とか1とかくらいで書いた。

種牡馬として大成していない勝ち馬はいないというレベル。(歌劇王には触れない)

それはつまり名血の名配合という意味でもあるからドリジャニ=オルフェの同血制覇も頷ける話。

それに加えて勝ち馬はシンボリクリスエス以降、全てサンデーサイレンス直系。

非サンデー系で連帯した最後の馬は11年のエイシンフラッシュ。3着が12年のルーラーシップ

サンデー系非直系での連対は14年のトゥザワールドだ。

更に言えば・・・

5代先までファミリーラインが国内産である勝ち馬はゴールドシップくらいですよね。

2代母が国内産なのはオルフェ=ドリジャニの兄弟。

ほかの勝ち馬たちは全て母か母母が外国産である。

日本競馬の生命線ってやっぱりサンデーサイレンスですね。再確認。

モチジュン先生はハーツクライディープインパクトステイゴールドはどの国でもリーディングを争えると仰る。

そういった素晴らしきサンデーサイレンスの素晴らしき直仔たちがおるわけです。

そして彼らはこの狭い島国からほとんど出ないわけですよねぇ。(たまに出るけど)

だから「とりあえずサンデー系をつけておけ」という方針が確かにあって、

飽和状態になったならば外から非サンデーの繁殖を取り寄せりゃいい、と。

多少ノーザンダンサーがきつくても完全アウトに出来る一流種牡馬が数頭いるわけですもん。

この恐るべきアドバンテージ!再確認です

つまりサンデーサイレンス後継×外国産系名血統という最強の成金配合が良い。

なんという簡単な話。「内国産は捨てろっ!」と言わんばかり。

そういった中でメジロマックイーンという恐るべき骨董品が母父として4勝を稼ぎだしている事実がまた面白い。

ゴルシ、オルフェ、ドリジャニ。2代母までが国内産である奴らですね。

3着まで、と条件を広げてもルーラーシップがひっかかるくらいだ。

そのくらいサンデー×外国産の祖母or外国産の母は鉄板。

重賞で勝ち負けする馬のほとんどがその条件にひっかかりますが。

[fin]