砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

後藤浩輝がまた・・・

後藤騎手がまた落馬で頚椎をやってしまったらしい。

この騎手は狭いところを一気に突いて抜け出してくる好位差しの名手と言えるんですが

狭いところに馬を入れすぎというか、マージンの取り方がヘタクソなんですわ。

岩田と2回接触して首をやっているんですが、1度目は完全に岩田のミスなんです。

しかし2度目は現役の小牧太が岩田に同情を寄せたように後藤の騎乗ミスの割合が大きい。

岩田が左ムチをいれた後に後藤を追い出しているのは映像からも確かなんですよ。

ルールそのものでは岩田の斜行になっても仕方がないかもしれませんが

後藤の怪我そのものに岩田が責任を負うというのはちょいと筋が違っていて、

彼の怪我は彼自身の責任に留まると素人の私は思うのです。(ちょいと逃げた)

今回も狭いところに入れすぎな気もするんですよねぇ。

あの形になったら・・・というかあの形にしないのが普通の騎手の判断なんですよ。

もし今回の落馬に加害者がいいるとしたらヨシトミ先生のカムフィーでしょう。

後藤は内にスペースを取っていたんですがそこにヨシトミ先生がかるーい手応えですっぽり収まってしまった。

4角でスタミナ切れを起こしたリキサンステルスはギリギリのスペースの中で下がって行くことになります。

そしてスタミナ切れが原因で踏ん張りきれなくなり外へ膨らんでいくわけですね・・・。

スピードを上げていく段階で外のスペースは一杯一杯だったので接触を起こした。

その相手であるラブイズブーシェも直線へ向いてからすぐに力なく下がっていきました。

勝負師として踏み込んでいかなければならない時もありますが、

木刀事件などを考えても彼の行動原理は幼稚なものかもしれません。

馬を殺してしまう騎乗は・・・まぁキレイ事を言えば好みませんねぇ。

リキサンステルスは重賞を勝ち負け出来る素質馬で、未だ明け5歳です。でした。

一億とは言わなくとも数千万は稼いでくれる資産とも言えます。

もうちょっと考えた騎乗をしないと馬を預けてくれる馬主がいなくなってしまうのでは?

[追記]

うん。これは恥ずかしい間違いですね。

北村フェイムゲームの斜行が原因、と・・・パトロールを見てもひどい形です。

後藤もヨシトミ先生と一緒に膨れてしまえば良かったんですが

カムフィーが前を行っていただけに接触面積が小さくなって膨れきれなかったか。

馬体をしっかり併せた形ならば外へ膨れる程度で済んで、少なくとも落馬はなかったと思う。

突発的な事故と言えますから後藤の責任は少ない・・・。アホなことを書いてしまったな。

ヨシトミ先生は事故を見事に回避してはいますが後藤がヘタクソというわけでもなさそう。

ヨシトミカムフィーは状況が良かったし、その上ヨシトミ先生の対処が速かった。

速かったと言えども若干の溜めがあった様にも見えますから北村フェイムより鋭く外へ膨れたのでしょう。

するとステルス後藤の状況というのはかなり厳しいものであった、と推測されます。

後藤も外へ膨れようとしてはいるんですが・・・すぐ外にはラブイズ田辺がいるんですね。

これがまた最悪の状態で、ステルスの右前脚とラブイズの左後ろ脚が被る体勢。

脚が接触すれば落馬の可能性は高いどころか二頭とも被害に合う危険がありました。

後藤は危険が迫っていることを理解しつつもヨシトミカムフィーと同じ様に外へ膨れることは難しく、

徐々に下がりながらラブイズの後方スペースへ膨れていくしか出来なかったのですわ・・・。

深読みすることは出来ますが刹那の出来事ですからね。

オフサイドトラップの例の様に柴田善臣騎手の判断力の高さには脱帽、と言葉を濁すしか。

いや、本当にアホなこと書いた。情けない。

[fin]