砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

チューリップと弥生とオーシャンと。

楽しい重賞揃い踏み!


チューリップ賞牝馬三冠の初戦である桜花賞、そのステップレースとなります。

他にもステップはありまして、それらの中で最もレベルの高い争いとなり、多くの桜花賞馬がここを前走としてきました。

ただし、桜花賞馬=チューリップ賞勝ちというのは意外と少ない。

今のところチューリップ賞から3年連続で桜花賞場が出ていますが連勝はハープスターだけ。

アユサンは3着、ジェンティルドンナは4着に敗れています。(ジェンティはシンザン記念勝ちだけどね)

マルセリーナの例外を挟んで10年が・・・アパパネ。これが2着。次がブエナビスタの連勝。

レジネッタの例外を挟んで、07年のダイワスカーレットが2着になる。

そしてまたもやキストゥヘヴンの例外を挟んで・・・いや、ラインクラフトの例外が続くんだな。

とまぁ、桜花賞との繋がりは絶対ではないが高いレベルで持っている。

楽しい楽しい春のG1戦線を思うには最高のレースです。阪神マイル自体が面白いレースだしね。

弥生賞はチューリップに比べると本番との関連性は低めになる。

勝ち馬を最後に輩出したのはヴィクトワールピサの10年。それ以降は共同通信杯、スプリング、共同通信杯、スプリング。

01年以前は菊花賞との関連性も強い。エアシャカールナリタトップロードセイウンスカイダンスインザダーク

おそらく中長距離系の馬を出馬させて来ていて、それで時計が遅くなるのが原因でしょう。

本番は時計が速くなるから早熟性が高くて距離適性も短めである1800m組が躍動する。

もちろんダービーも同様ですわ。

ワンアンドオンリーキズナ、二年連続でダービー馬が弥生賞から出ていますね。

フェノー、ウイバリの2着があってピサの3着、(ピサに勝ったエイフラは京成杯勝ち馬)

ロジユニが勝って、ブラックシェルが3着、アドマイヤオーラも3着、06年では馬券に絡む馬は出なかった。

皐月賞組が強いのがダービーでありますから中山2000mとの関連性は高いのは当然として、

やはり1800mはこなす程度で突っ込んでこなきゃイスラなどの様に距離適性の壁に阻まれますね。

あんまり1800mで躍動してはいかん。1800mをこなして中山2000mで差し届かないくらいが良い。

オーシャンステークスは中山スプリント、スプリンターズSと同じ舞台となる。しかし時計が遅い。1秒は遅い。

であるからスピードの薄い1400m的な適性が求められやすいレースとなる。

かといって1400mの馬じゃ足りないのが難しいところ。道悪好きのスプリンターが良い。

しかし今年の中山は昨年初秋に開催をしていなかっただけあって馬場は良好だ。

スプリンターズほどではないにしても時計は速そうで、1分7秒台の決着はあり得るのでは。

それならば7秒台の帝王であるハクサンムーンを信じて然るべき。当然の帰結っっぅ!

今の馬場なら内外の不利のほとんどない「フラット」な馬場だろうから信頼度は高そうだ。

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