砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

中山牝馬S展望

今の中山馬場は面白くて好きですわ。

面白すぎて狙いづらいのが玉に瑕。弥生賞ブライトエンブレムの大外が2着まで届いたし。

普通あれだけの後傾ペースになればAJCCみたいに後ろが崩れるもんなんですがね。

それだけ馬場が外差し傾向になっていたわけで、今くらいならゴルシまくりが使えるのでしょう。

それを踏まえて中山牝馬Sのメンツを見ると・・・人気勢は軒並み先行馬なのが気になる。

2週連続で週末は雨でしたので馬場は着実に悪くなっていますが例年よりはまだ良好でしょう。

となると・・・牝馬の切れとまくり血統的な持続力のバランスが肝となりそう。

好走が期待できそうなのはパワースポット

外回りマイルなら、と前走は冗談交じりに穴予想をしたが見事に3着。

ケイアイエレガント ◯キャトルフィーユ △ゴールデンナンバーの3連複を見事に外させた戦犯。

新車。新車買えたのに!と何度地団駄を踏んだことか

で、今回は中山内1800mなんだけども・・・それでも面白そうなんだよね。

スズカマンボってのは春天勝ち馬で、さらに牝系と父をダンスインザダークと同じくしている。

パワスポは母親が力っぽいスピードタイプである上にNureyevをクロスさせるので距離は短めに出ている。

これはダンスインザダーク産駒でもマイルや中距離で活躍しているクラレントダークシャドウと似た形となりますな。

勝ちも東京に集中していますし中山も外回りマイルで何度が3着している程度。

しかし東京を差し切る脚ってのは今の中山にハマる。

と思ったんだが・・・流石に脚が長すぎるか。

ダンスインザダーク産駒が外まくり馬場になった中山でさえも不振なのは脚の長さが原因かと。

柔らかさでストライドを伸ばすのではなく脚の長さで補うわけでして、重心が高さゆえに踏ん張りが効かない。

京都牝馬の4角でも遅れ気味だったしね・・・。

それでも脚の長さで差すだけにそんなに加速自体は緩慢ではなく、

すぐさま前へ取り付いて3着まで伸びたが・・・勝ち馬にも届かず2着馬に差されてしまった。

実直に伸びるのでこういう若干渋った馬場ではかなり強いんですがねぇ・・・。

流石にダイワメジャーの差し馬ほどじゃない。あいつらは道悪を嬉々としてぶっ差してくる。

となるとパワスポは駄目、と。

前受けのダイワメジャーとか狙いたいけど・・・グレイスフラワーしかいないのか。

この実直な伸び脚は重賞級ではあるのだろうが・・・果たして中山をまくれるものかは。

うん。まくれるだろうね。母父カーネギーでまくれなきゃ嘘だろう。

メイショウナルトにモーリス。母父カーネギーはまくらなきゃね!

うーん。穴馬ならこんなもんか。実績馬たちは確実に伸びてくるだろうしなぁ・・・。

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