砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

快速馬か鈍足馬か 皐月賞展望

馬場の改良から中山の芝が変わったらしい。これが皐月賞にどういった影響を与えるのか・・・という非常に難しいことに私達は向き合わなければならない。


皐月賞って芝をひっくり返しながらグワシグワシと力強く進む馬を勝っておけば良かったのですわ。

2分決着の勝ち馬を並べると分かりやすい。

ゴールドシップ オルフェーヴル(東京開催なので除外) ヴィクトワールピサ ネオユニヴァース アグネスタキオン エアシャカール テイエムオペラオー・・・。

皐月賞の面白いことは極端なストライド馬と極端なピッチ馬が乱立しているとこだろう。昨年にしてもイスラボニータが内回り馬なのかと言えばそうでもないし、でもトゥザワールド有馬記念を見ても内回り馬だろう。一昨年ならロゴタイプは内回り馬だけどエピファネイアジャパンカップ菊花賞勝ちの外回り馬だ。一昨々年はゴールドシップワールドエースディープブリランテと外回り向きの馬が綺麗にそろった。

なんでこんなことが起こるのか。それは馬場が悪かったからだ。水はけが悪いからターフをひっくり返しながら走る週が多かったのだ。だから力強いストライドでグワシグワシと外回りを行く馬が外をまくって届いてしまう突き抜けてしまう。でも雨がそこまで影響しなかった年だと力強い内回り馬・・・ネオユニ-ヴィクトorアンライバのラインなどがズルッと馬群から抜けだしてしまう。本当に皐月賞はネオユニ天国だぜ。

今年は雨が少なかったわけでもないが馬場の改修によって水はけが良くなった。芝の痛みは内も外も少ない。すると例年の共通事項である「力っぽさ」が意外と必要ないんじゃね?ディープがするするとHalo≒Sir Ivorで行けちゃう馬場だぜ?と頭をモヤモヤしてくるのである。

ロゴタイプの記録したレコードを塗り替える展開もあるかもしれない。そのくらいの馬場であると考えていい。

馬場の把握が急務だね。例年と比べて時計はどれだけ速いのかを知らなきゃならん。まずはそこをきちんと固めていこう。

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