砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

杞憂だった非力疑惑 函館スプリント回顧

洋芝をこなすならこのくらい突き抜けていい展開だったからな。驚かんよ。


2着がアースソニックだから昨年と同じ出来で昨年よりまともな展開でレースを迎えられた、ということだろう。一番驚いたのは3着のレンイングランド菱田裕二のソツのない騎乗がキラリと光ったコレ以上ない騎乗だった!こういう競馬をやれるから馬が集まるんだよね。

まぁ「穴馬」としてほとんどの馬を挙げたから「やっぱりな!」みたいな気分にはならないんだけども・・・。それでもクールホタルビマジンプロスパーセイコーライコウが頑張ってくれたから予想としては大間違いではなかったのだろう。

そしてローブティサージュ皇成が馬鹿をしでかすことを考えて馬券を買わなかった。これはまぁ500円一点勝負と決めている以上、避けられないことだわなぁ。幅広く買うならば当てられたかもしれないが、それは結果論。500円勝負の中で最善のことを出来た・・・そう慰めよう。

・・・だがこれは予想出来たかもしれん。

内の逃げ馬たちはガーッと行く。外の差し馬たちは構える。前崩れを想定するから外の差し馬たちは内へ潜ったりしない。でも外外を走りたくはないからある程度隊列は整う。綺麗に外馬場に一本の線を引くわけだよねぇ。ローブティサージュが外へ出すタイミングは4角だけだが・・・出せるわけないわな。

やるとしたら無欲の心で後方競馬だ。中団は混みあうが最後方辺りだと外へ出すタイミングが僅かにあったはず。しかし・・・中山での三浦皇成を思うと・・・そんな騎乗はしないんだよね。皇成さんは中団に構えたがる。皇成さんは経済コースを通りたがる。皇成さんは外出しがヘタクソ。東京で神がかっていたころだって中庸的な差しだった。内で溜めてチョイ外差し。あの頃の東京でだけハマるものだった、と思う。

その三浦皇成に人気を背負って快調に前へ進むようになったローブティサージュを乗せても・・・中団に構えるのが関の山。結構前へ前へと進んでいったよね。なんで三浦皇成はいつまでたっても青臭い騎乗をするのだろうねぇ。もしローブティサージュに大野とかが乗っていたら間違いなくローブ-ティーハーフで買っていたよ。それが当たっていたかはともかくとして。

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