砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

函館記念展望

次の舞台は函館。ややフラット、やや外有利の馬場。


函館記念の難しくて楽しいところは勝ち時計の難しさにある。

平均を言えばおそらく2分00秒後半~1秒前半というところで、開催がズレこんでからは2分フラット前後。ところがトウケイヘイローさんの年は58秒6で決着。2着のアンコイルドが58秒9という内容だった。

なるほどなるほど、と臨んだ昨年は2分00秒1。一昨年は前半1000mを58.8秒で通過したのに対して昨年は59.6秒。ところが前者は前残りで後者は前崩れのまくり勝ちなのである。この時計の違いがクセモノだ。

ちなみに先週土曜の函館メインである五稜郭Sが2分00秒6で決着。昨年は千八で行われて、一昨年は2分2秒1の決着。一昨々年が2分00秒6の決着。一昨年はスロー展開だったのであんまり関係はなさそうである。一昨々年の函館記念の勝ち時計は2分00秒4。

今年も2分決着になりそうだよねぇ、という雰囲気。そうなるとペースメーカーの存在がやっぱり重要で、それはマイネルミラノになるのか、それとも七夕賞の様に番手が担うのか。そこら辺はやっぱり悩みどころだろうな。

出世の機会を逃してきたレッドレイヴンやマイネルミラノハギノハイブリッドあたりがラブイズブーシェエアソミュールらの実績馬を相手取ってどこまで走るのか・・・。格付けは済んだ相手関係の気もするがねぇ。

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