砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

マイネルミラノのハナ 新潟記念予想

さて、果たしてどうなるか。


逃げ馬の想定が難しくて困る。マイネルミラノって逃げ馬だけどゲートは平凡に五分で出る程度だから二の脚を上手にコントロールしてジワジワと逃げを図る馬なのだわ。前2F目はまず10秒台に入らないのだけれど、今年は中山金杯函館記念で10秒台ラップして人気を大きく裏切ることになった。気性がアレだからラップに波があるとなだめるのに苦労するのだわ。

逃げた時の前4Fは

12.5-11.3-12.5-12.5 鹿野山特別

12.4-11.4-11.2-11.8 美浦S

12.3-10.8-12.5-11.5 中山金杯(ラップに違和感)

12.8-11.3-12.7-12.6 中日新聞杯

12.6-11.7-11.7-11.8 巴賞

12.6-10.8-11.5-11.7 函館記念

理想はやはり巴賞。こんなラップで淡々と行ってなんぼの馬だろう。柴田大知は意識してると思う。あくまで先行策の延長で逃げているのだから必要がなければハナを切る意味はない。

また馬場ロスにも慎重。松島特別は内二頭が好発で抜けていくのを見て差しに構え直し、芝の良い外へ出している。それから向こう正面でまくって押し切り勝ちだから上手くやったもんだわ。また2000mに対する意識もあるんだと思う。柴田大知が2000m戦で乗った時はハナを切らなかったりスローへ強く誘導しようとする。

そうなると今回の新潟記念。ハナは譲ってまくりに行くと見たほうが理にかなう。自らが引くことでスローを生み出すという目論見もあるのでは?

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