砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ただ柔らかいのではなく

ナスキロというのは柔らかさを伝えるから、これを靭やかさに変えるための配合ってのを考えなければならない。

というのは中距離馬の発想で、スプリンターというのは・・・特に中山スプリントで活躍する馬などは可動域が狭い分だけ柔らかさが案外邪魔にならない。そもそもその柔らかさを伝える種牡馬が現役時代にふにゃふにゃで走らなかったかと言えばそうでもないし、力強い血もそこには隠されているはずなのだ。

サーゲイロードなんかのナスキロのクロスが入った勝ち馬も多い。柔らかさを伝えるのではなく、根本的には優れたスピードを伝えるからこその繁栄なのだと実感した。

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