脚質なんて血統にさほど関係ない。
そりゃ先行したほうが持ち味が生きる馬もいれば、差したほうが、追い込んだほうが、逃げたほうが・・・あるいは内を差したほうがいいとか馬群にいれないほうがいいとか、もう一杯あるわな。それらはある程度血統でも掴めそうな部分。
けれど実際に行えるかどうかは別だろう。先行に向いた馬と先行できる馬は違うのだわ。ゲートを含めて二の脚がつくのかは血統より後の要素も多い。出遅れの多い厩舎とかあるし。
スプリンターズSで求められるのは血統的先天的な先行力と人的後天的な先行力。それを満たす馬がいつも勝ってきたということはないけれど、コースからするとそれが勝ってなんぼのレースだろう。
だからベルカント・・・うーん、さっぱりしねぇな。この馬は先行で勝っちゃいるけど生粋の先行馬というイメージもない。けれど今年の北九州記念は予行演習として悪くないレースだ。多分こういう流れになる。
その時に中山へ変わった分だけ差し届かせる馬がいるのか、それとも同じ位置からそれ以上に伸びる馬がいるのか・・・悩ましい問題だなぁ。
もうこれ香港の奴でいいんじゃねぇか？石橋先生も推してるし。ルメールが乗るとこが不安だが。
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