秋華賞で着内に入った馬のほとんどが後にはオープン入りにとどまらず重賞を勝ち負けするレベルまで来ている。掲示板まで範囲を広げても1600万下を勝ち負けする程度までは行く。
京都2000mというのはそこまで厳しい流れを強いるわけで、その上でこう・・・曖昧さを求めるという不思議な舞台。ウリウリやローブティサージュ、ハナズゴールなどが距離適性で弾かれることは当然と言えるが、後の重賞馬でも掲示板まで届かないことが多い。
クィーンスプマンテの様に競馬がヘタクソであってはならず、
キャトルフィーユの様に力っぽくあってはならず、
ジェルミナルの様に騎手がアホであってはならない。
なんて難しくて絞り甲斐のあるレースだろう。素質馬が適当な才能を持ち、人馬一体となって挑まなければ馬券にもなれない。こんなにおもしろいレースだったのか秋華賞!
でも飛び抜けた才能を騎手が綺麗に誘導してやれば馬券になるってんだから困るよねぇ。ジェルミナルだって内枠引いてりゃ問題なかった程度の差で、四位のおっさんやヨシトミ先生が微妙に突っ込んでくるのが嫌らしい。なんで京都がヘタクソのくせに突っ込んでくるんだ(笑)
さて選挙カーからの叫び声も必死の色を帯びてきた。秋華賞が近づいとるぜ。
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