砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

リアファルよりもミュゼエイリアン 菊花賞予想

リアファルというのは「阪神外回りをスローに落として勝った小回り馬」で、ミュゼエイリアンは「中山外をドスローに落として惜敗した外回り馬」という見方をしたい。

リアファルは正直買わない方がいいとも思っていて、この馬が勝つには春天ビートブラックみたいにガチの長距離戦に持ち込むしか手段がない。ルメールがそういった騎乗をするかは分からないのだけれども、俺はそういうイメージでルメールを見たことがない。(なんか思い上がったイケメンなセリフ)

どっちかというと外回りでそこそこにきちんと走ってきたミュゼエイリアンの方が断然お得で、今のところnetkeibaの予想人気では7番人気であるけれど、これが10倍つくなら単勝を買いたいと思っている。まぁそこから欲に目をくらむまでがテンプレートだね。

ミュゼエイリアンを外回り馬というのは正しいかどうか分からないが・・・菊花賞のありようってのを考えれば・・・リアファルとエイリアンならこっちだろう、と。

まずこの二頭は大きな傷を持っていて、それはRivermanという血統を持っていること。この大弱点を克服することから始まる。前に書いたようにリアファルはその弱点を克服していないし、というかそれを弱点としないダートで出世するだろうと栗山望田両先生は見ていたのだわ。むしろこの弱点を克服した血統をしていたならば「これって芝を走って出世するかね?」と疑問を抱いたに違いない。実際、父ディープのマリアライトはピックアップされていないし。

あくまでも「ダートの名血統馬」というのがリアファルの立ち位置である、ということを望田潤教徒として判断する。そういう馬は大逃げして賑わせるのが春天菊花賞の習いだろう。

ま、あくまでも血統的なものだけども。実物を見てあれこれ言える目を俺は持たない。

ちなみにミュゼエイリアンSir Ivor≒Halo≒Red GodかつTom Foolクロス。いずれも菊花賞を制する馬に多く見られるもの。こっちのほうがやっぱり菊花賞馬としてしっくりくるんだなぁ。

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