この糞楽しいはずの秋天にここまで乗らないことがあるとはね
もう疲れ果ててしまったよ。毎日毎日血統表とにらめっこしてさ。種牡馬を選ぶのにも一苦労だったし・・・決めた馬もイマイチ面白い配合にはならなかった気がするんだ。達成感もないから気疲れだけが残っている。これはしんどい。
やっぱりエイシンアポロンはAlzaoやダンシングブレーヴとのニアリークロスを使いたかった。それで多分オープン級の中距離馬を出すだけの土壌が出来るはずなんだよねぇ。しかしダンブレは4分の1の異系を取れる馬がいなかったし、Alzaoはほとんどがウインドインハーヘア経由だから名血すぎてダメ。ラストタイクーンという手もあったがサドラーズウェルズのスタミナを受け入れるだけの土壌がどうしても見当たらなかった。そもそもRiverman×Mill Reefというのは収まりが悪い。
キングズベスト肌とかね・・・そこら辺を使いたくもあったんだがものがなさすぎるわ。
アプリコットフィズってのが一番収まりが良かったんだけれども、弟くんが大躍進中の名血統だからね。これの母ちゃんマンハッタンカフェのきょうだいだもん。ちょっとウイポのスーパーホースとしては相応しくない。
選んだ馬はウイポ内では金のお守りでなきゃ買えない馬だし繁殖としては鳴かず飛ばずだ。うん、こういう馬こそスーパーホースの母ちゃんに相応しい。ファレノプシスほどの競走実績があるわけじゃないけれどね。
望田栗山両先生の眼鏡にかなう馬はそれぞれ3頭ずつ。どれだけの応募があるかは分からないがある程度のボーダーラインがあるはずだ。一つのボーダーラインはブログで教えていただいたから問題はない。それはクリアしている。
それで望田潤先生の配合論を知らぬ輩は足切りされるはずだ。その時に残るのはサンデーの孫の世代のはずであるから、先生はきっとこう思われる「非サンデーの馬はいないかな」と。
そう、「どうせなら非サンデーから一頭くらい選ぼうかな」と思うはずだ。これは意外と敵が少ないんじゃないかと思っている。俺のにわか知識でもちょっとは上手いこと滑り込めるかも、と。
もちろん最後の一つに残ったところでメガネに叶わなきゃ意味がないんだがねぇ。でもエイシンアポロンのストームキャット系って日本国内の種牡馬としてはマイナーだわな。アジアエクスプレス（現役）くらいしかいないでしょ。
だから一応はマイナー判定されるんじゃねぇかな・・・と。でも日本競馬に順応した配合かというと微妙でもあるんだよねぇ・・・。サンデーを使わない奴らって基本的にナスキロ過多に見えるもので、そのくらいじゃないと日本の芝には順応できないのよねぇ・・・。
だから長距離馬にしたけどね。鈍足だから・・・。ステイヤーズSでも勝てばいいかなーって。デスペラードを目標とするならギリギリ可能なレベルではないかなぁ。あぁ悩ましい。
して、本題。
枠をざっと見てみると・・・。最内のディサイファが少し不気味かね。
エイシンヒカリは少しずつ気性の進捗が見られるけれどもまだまだ手足のように動いてくれるわけではない。だから今までの競馬（最序盤スロー～中間淡々～終盤ド瞬発）を大きく変えてくることはないだろう。JRAの枠もそれを望んでいる様子すら感じる枠組みだ。
毎日王冠で見せた出脚の速さは本格化の兆しとも言える。それだけにあと半年ほど待ってから秋天を見たいのだが、まぁ今年のメンツならトントンだわ。本格化した時には少々悩みながら本命にする。
2000mへの延長というのはやっぱりプラスじゃないからね。今のエイシンヒカリが押し切るイメージはわかないし、馬場も毎日王冠に比べたら旨味がないわな。外差しが決まることすら考えなければならない。
そういった環境の中で武豊が描く競馬というのはどういったものだろうか。多分後ろに脚を使わせようと思うはずなんだよね。微調整オブ微調整という程度・・・おそらくコンマ1秒2秒の微調整だろう。
その際どい微調整ってのがどういったものかというと「後ろに速いと感じさせない程度のロングスパート」。エイシンヒカリは前走を押し切っているからね。落ち着きのない騎手や鋭い脚のない馬は早めに壁を除けて追い出しにかかるだろう。逃げ馬を捕まえようという意識は結構高いはずだよ。
毎日王冠の馬場でそれをやられても怖くないんだけど今はそうでもない。こうなったら4角で外にぶっ飛ばしにかかるしかないはず・・・なんだよねぇ。だから多少マージンを取るとかするんじゃないかな。単騎逃げになるのは間違いない。
だから内でジッと溜めるタイプの馬が怖いのよ。四位のオッサンは外出し大好きおじさんだけど最内に入ったら我慢するだろうし、ミルコやルメール、ミウラ、タナベー、フクナーガなんてのは最内でジッと息を潜めることが得意な人種だ。ダコールやクラレントはさほど怖くないにしても、ディサイファやサトノクラウンやアンビシャスをそう乗られたら怖いわ。
四位のオッサンがエイシンヒカリをマークすれば最高に面白いんだよねぇ。2000m馬として一番完成されているのはディサイファだろう。これがエイシンヒカリのペースにぴったり付いて行けば交わすのは容易いはずなんだ。1年後は無理だけど。
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