砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

厄介な奴ら

FlembetteとTourbillonの間には何があるのか。とりあえず目に見えるものはDurbarしかないぞ。

ウィキペディアなんかを見ながらどういう父系なんだろうどういう馬なんだろうと調べていく。すると一つの事実が、いや二つくらいの事実が浮上したのである。

Durbarの父であるRabelaisはRibotWild Riskのご先祖様。

ディープインパクトWild Risk持ち)

キングカメハメハGraustark持ち)

ダンスインザダークGraustark持ち)

フジキセキLe Fabuleux持ち)

ステイゴールド(Worden持ち)

スクリーンヒーロー(His Majesty持ち)

ハーツクライ・・・!

Lyphard(母母母父父がRabelais)

しかもKsar(Tourbillonの父)が絡む。もしかしたら上手いこと中継役になってんのかも・・・。

フリゼット系を盤石としたのはマルセル・ブサックだからな。この大人物の組んだ血統だけで緊張と緩和が発生し、それで名馬が産まれているとすれば・・・すんごい話だね。すれば、じゃないわな。Lalunなんてまさにそれだし。

Sir Gallahadを二度破ったHeldifannの全姉がDurbanか。Durbarのインブリードと共にライバルの血を取り入れているとすればFree France×Tourbillonというのは成功して当たり前のニックスなのかもしれんな。

しっかし恐ろしいライバルニックスだな。フリゼット牝系はSir Gallahad=Bull DogやLa Troienneで異系を取り、その上にTourbillonで牝系の戻しクロスを組み込む。そしてPharosなんかを持ってきて更に異系を取り、最後にゃNever BendBold ReasonのLalunの仔で相似配合だ。フェデリコ・テシオの血統を異系として扱える黄金ルートが当たり前の様に引かれている。

Mr. ProspectorSeattle Slewもまたフリゼット牝系だものなぁ・・・。

あと、Free FranceとLyphardって同じ牝系らしいんだけど・・・遠いからあんまり関係ないかなぁ・・・。

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