砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Rabelais~Wild Risk

最近の趣味にネットサーフィンによる馬の写真探しが加わった。
探せば結構あるもんでBlandford(母父)とRialto(父)とRabelais(父父)、そしてWild Risk本馬の写真を発掘。見比べているとタバコが止まらん。面白い。 Wild RiskはかなりRabeleisに似た馬だね。体形にあまり大きな影響は見られないが、肉の量に一番影響を与えているのはRabelaisじゃないかな。対して肉の付き方や骨格はBlandfordに近いね。Blandfordから筋肉を3割くらい剥ぎ取ったらWild Riskになるんじゃないだろうか。 ところがどっこい、母母父のKsarの写真を見てみると・・・。 ・・・影響度うっすいなぁ。クロスが発生しない異系のど真ん中を行くだけあるぜ。 これはBlandfordに似ているというよりも、Blandfordに似ている母ちゃんに似ているんだろうな。こんな血がBlandfordまみれのTourbillon系やNearco系と絡まったらどうなってしまうのかねぇ。 ところが初めに合流するのはSolarioやHurry On、Fair Trial、Teddyと言った面々。そもそもWild Riskはスタミナお化けの血だし、そのスタミナ源が「Blandford馬体+Rabelais靭やか」なのだから、同じルートで馬を作るTourbillonNearcoと合流させられるわけがない。 しかし例外はいつだってあるわけで。はい、Blushing Groom様のお通りだぁ! Blandfordに似ているような似ていないような・・・。あんまりWild Riskの影響は受けてなさそうねぇ。母Runaway Brideの段階ではある程度のそれっぽさはあったのだろうが、相似気味に血を重ねられたときにRed Godに塗りつぶされたんじゃなかろうか。 だが尻の形には少しだけRabelaisの面影が残っている。Nearco×Wild Riskで一応はクロスしてるからなぁ。それじゃ・・・HavresacがNearcoに馬体に影響を与えていたという仮定をしてみると、Rabelaisの表現≒Havresacの表現≒Nearcoの表現という無茶な理論が展開される。 うん、思った通りに微妙だな。でもRed Godよりは似ている。 尻の丸みはやはりRablais的だし、そこにNearcoやHavresacが登場する機会はなさそう。Havresacの写真は見つからないんだよねぇ・・・。 一応は次のネタが見つかる程度にゃ掘り下げたな。 次は「Rabelaisクロスが発生した時、尻の丸みは必ず表現されるのか」 [fin]