砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

全てはミッションのために

修理に出した車が帰ってきた。費用は24万である。

代車がオートマだったものだから車が進む進まない以前にキーが回せなかった。クラッチを踏む感覚を取り戻すのに時間はかからなかったのだが、新しいミッションへの順応には未だ至らない。「まるで新車のミッションだわ・・・」

といっても新車には乗ったことがない。けれどクラッチの繋がるポイントがすごく手前で、半クラが必要ないほどに綺麗な繋がりを見せてくれる。エンジンブレーキをきかせるのもすごく楽で、うるさくてたまらなかった駆動音も鳴りを潜めている。

駆動音もギアの入りづらさも大体1年前にはあったからな。今回は発端がなんであったかは分からないが、致命傷に至った原因は間違いなくオイル抜けだ。早い段階で修理してもらえば修理費は半分くらいで済んだかもしれない。ミッションが壊れ行く様を眺める勉強、その代金と思うべし。

しかしミッションにクラッチディスク、ドライブシャフトと色んなものを壊して、直したものだわ。これからもこの車は壊れるのだろうが・・・これ以上どこが壊れるというのだろう。きっと想像もできない様な故障が俺を待ち受けているに違いない。お金貯めとこう。

しかし俺を苦しめていた車の不調は全て回復と見ていいだろう。「突然動くなくなるかも」という恐怖から開放されたのである。実際にミッションがガラガラ言って動かなくなったわけだがね。いや、動かせたけど。

[fin]