時間があまり取れないのが残念。
しかし印のつけようがないくらいに上位陣が強く、その上穴馬の可能性は多くても確実性はいささか薄い。これを上手く表現するのは印では難しいので、印とコメントを合わせて書く。
本命二頭。ちょっとこれは甲乙つけがたい。能力値で言えばミッキーが上手で、東京適性でもミッキーが上手。しかし東京マイルで、VMで強いのはどちらかと言えばスマレイになるだろう。単純な話、内馬場が伸びるからさ。
だから馬群を嫌うタイプって絶対に走らないはずで、狙うなら馬群を割れる米血ディープ牝馬（ミッキークイーン）と前受けからLyphardハイインローでゴリ押しするスマートレイアーだろう。
もしメジャーエンブレムの様に圧倒的な強さを持っているならスマートレイアーは印を下げざるを得なかった。潰しに外からガリガリ突っ込んでこられて馬群に沈んだらそこまで伸びない。けれど人気馬がこんだけ散らばったらマークしてる暇なんてないからね。
△についてはかなり悩んだのだけれども、スマートレイアーのペースならパンドラが間に合う。差し馬は馬群の割り合いになるから、その能力に関しては池添謙一が一歩も二歩もリードしている。ただマイルでパンドラが馬群を割る瞬発力があるかと言うと怪しいところで、抜け出しにかかるのは登坂にかかったころだろう。スマートレイアーには届かないことが確定してからの話になるから勝ち切りまでは想像しがたい。
総じて・・・登坂力が鍵だろう。スマートレイアーのペースだと間違いなく残り400mでほとんどの馬が力尽きる。だから関西でどうこうしてきた馬ってのは絶対に信頼できなくて、中山や東京の厳しい争いを一気の脚で制した実績がどうしても欲しい。
シュンドルボンやルージュバックも怖いのだが、この二頭に下りの鋭さがあるかと言えば疑問符がつく。ディープインパクト産駒へ決め打ちをかけたのはそこなのよ。
ステゴ牝馬のウインプリメーラなんかは逆の理由だわな。下りのスパートじゃ追いつくけれども、登坂で駆け上がっていく力がどうしても足りないのだわ。印を付けたディープたちは登坂を駆け上がれるタイプよ。
つまり人気勢で決まるだろうって予想だわな。スマートレイアーに吉田隼人が乗っていたなら穴もあっただろうが、武豊ではサンデー的・・・つまり中距離馬の差しを狙ったほうがよいのだわ。マイルだろうが春天だろうが何でもかんでもサンデー的にまとめ上げてしまう最恐ジョッキーが武豊よ。
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