砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

オークス雑感

かなり馬場が速い状態で時計は24秒台に突入することは間違いない。ジェンティルドンナのレースレコードを破ることは想像しづらいがシンハライトの出来次第では23秒台が出ることもありえる。

ただ143秒で12Fを踏破するということは道中を11秒台で走ることを要するわけで、それほどまでに意気込んで逃げを打つ騎手も見当たらないだけに・・・無理な話かな。

ダンツペンダントのフルキチがメイSで綺麗な持続ラップを刻んで逃げ粘りはしたが、オレハマッテルゼ産駒でその意気込みを見せられても困るというのが実情。ちょいと縦長のスローになることが予想され、そういった流れなら素質馬の差しがバスバス決まる。

牝馬の争いであるし、前を主張するジョッキーがルメールや横ノリであるから仕掛けのタイミングはシビアかもしれない。中団に構えて無駄な動きをしないジョッキーを狙うべきで、そういった差し方なら戸崎や蛯名、田辺などの関東勢を信頼すべきかも。

当然のことながら池添がその戦法では最強。特に東京での差しは慎重過ぎるくらいで、「牝馬の池添」の二つ名は伊達ではない。シンハライトは馬群を割れる牝馬ディープであるから枠も鞍上も展開も絶好過ぎるくらいだ。残る問題は距離適性くらいだが・・・この相手関係なら保たせなきゃ嘘だろう。ディープ✕シングスピールで保たせないなんて嘘だろう。

持続ラップなら非サンデーのキンカメ牝馬でもあるいは。エンジェルフェイスを少し格上げしたいかな。そしてレッドアヴァンセビッシュの差しがどこまで届くものか・・・前を陣取る連中が一流過ぎるくらいだから外に出しては間に合わないと思うんだよね。

ならばマイネル大知のゲッカコウをピックアップ。父非ナスキロの母ナスキロクロスは特注であり緊張と緩和のリズムはトップレベル。一発を期待するのは難しいがヒモ穴に加えるには悪く無い。

ロージズインメイは基本的にダート種牡馬だが芝なら距離延長に妙味がある。カレンブラックヒル小倉大賞典でコスモソーンパークが連対したことは記憶に新し・・・くない?

でもコスモオオゾラとかコスモラピュタとかマイネルマークとかあるでしょ。コスモバルバラマーメイドSとか結構驚かされたクチなんですよ。ちょっとこのあたりの仕組みもよく分からないんだがね、ロージズインメイって実績のない距離でも大駆けするんだわ。17番人気ならちょっと抑えておいてもいいな。

ま、牝馬より牡馬の方が面白い種牡馬だし、G1で大駆けしても馬券にはなっていないんだけれども。このメンツと相手関係なら悪くないと思うのよ。メジャーエンブレムとジュエラーがいたら無謀な話だったけれどもね。

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