砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

JC予想土曜日版 エイシンフラッシュのピッチ血脈で抜け出す

◎ナイトフラワー

ゴールドアクター

△イキートス

武豊菊花賞馬で逃げるならペースは緩やかでありつつも終い重点ではないはず。終いが12秒台に突入しない展開をブラックタイド産駒で作り出すのであればレジェンドである甲斐がない。G1馬がG1で逃げるのであれば底力を試さずしてどうするというのか。

それならばシュタルケの捻り出すドイツ血脈+ナスキロクロス牝馬の◎ナイトフラワーが有力。昨年は壁になって最も切れるはずの残り200mで追えず仕舞いだった。キタサンブラックの展開ならばHabitat×Bold Bidderの切れで好位から差し込めるはず。

緩みのないペースで中長距離を争うのであれば◯ゴールドアクターの瞬発で差せる。しかし◎のドイツ血脈に敗れる可能性が大きいかと。△イキートスはMill Reefで切れるタイプだがドイツ血統で若干鋭く動けるしそこからの粘りも相当なもの。

東京二千四でキタサンブラック武豊を上回れるのはこの3頭だけではないかと思う。差しならゴールドアクターがギリギリなくらいで、先行しても面白いのは他にラストインパクトくらいかと。でもこれは中距離馬だからキタサンのペースだと終いが怪しい。

海外のG1勝ち馬が先行して粘ると見た方がオッズも含めて面白そう。ナイトフラワーの好位からナスキロ柔く弾けるスタイルはエピファネイアと同じで、去年と同じくらいゲートを出せたら好位に取り付けるだろう。

ドイツの二頭は掻き込み走法を伝える(であろう)Apelle血脈Birkhanをクロスしているのが特徴で、これはエイシンフラッシュと同じ。イキートスはAllegretta全妹から経由していて、ナイトフラワーはプラティニエイシンフラッシュの母父)を使ってクロスしている。

33秒で駆け抜ける脚はないけれどキタサンブラックのペースならば公式は35秒を刻むはずで、それなら34秒で番手~好位から粘ればなんとかなるのではないか・・・と。

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