砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ステイヤーズ&金鯱賞回顧

ステイヤーズは真っ先に消したモンドインテロが3着、金鯱賞は人気勢全死亡で大敗北。

ステイヤーズは意外とファタモルガーナが走って、カムフィーとジャングルクルーズが来ず。特にジャングルクルーズはまくりも出来ずにいっぱいいっぱいで、こいつは思った以上に中距離~中長距離に徹した馬だった様子。これは失敗。

金鯱賞クロフネサンデーシアトルスルーが粘って粘って2着。ヤマカツエースが一気の脚で突っ込んで勝ち切り。3着は同着でシュンドルボンとサトノノブレス、と。

デニムアンドルビーは故障なのか・・・それとも壁で追わなかったのか。後者ならあれは罰金ものであって、きちんと最後まで努めていれば6着があった内容。故障でなければいいけれども。

ヴォルシェーブは中京二千名物の挟み撃ちにあって最序盤に後退。ネオユニが中京で位置を取れなかったらおしまいだ。長い脚を使って追い込むことになって競馬にならなかった。

ヤマカツエースはその点大外枠であったし、またそれが利しての差し切り。マーティンボロ中日新聞杯を思い出す内容であるし、また同じグラスワンダースマートオリオン中京記念も思い出す。登ってからもう一度伸びるってのがグラスワンダーという血統の一芸。

これはグラスワンダーというかGraceful Touchというか、Soaringの業かもしれないな。シュヴァルグランが登ってから伸びて差してきたり、ヴィルシーナが思った以上に登ってから粘ったり、これらはグラスワンダーと同族であることが理由なのかもしれない。

もしそうなのであれば面白い話だな。探るべし。

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