この枠を見てから、ジャパンカップの内容をよく調べてから、フォトパドックを見てから。
色々と情報をチェックしてみたらちょっと内枠の2頭は潰されるんじゃないかと思うし、ゴールドアクターはなんだか大阪杯でディーマジェスティと叩き合うくらいの距離適性に落ち着いてしまった感がある。前走の切れなさはあまりにもひどい。
それならGlorious Songの小回り急坂力に頼って良さそうなので、サトノダイヤモンドとシュヴァルグランでベッタベタかも。
◎サトノダイヤモンドは菊花賞から更にトモが厚くなっていて、これはキタサンブラックを破るに相応しい登坂マイスターな状態になっていそう。◯シュヴァルグランはとっくの昔から後躯ゴリゴリの登坂マイスターである。失礼な話であるが、ルメールと福永だから自然と上下関係は定まるだろう。
ではこの2頭を追いかけられる馬ってどんなやつだろうって話になる。
土曜日の馬場状態をよく吟味してから決定版とする・・・という前置きがある。その前置きを以って☆デニムアンドルビー。ダイヤモンドをシュヴァルグランを凌いだ時、つまり福永でも古馬混合G1を堂々と戦える様な甘い展開になった時に、差し切ってしまうんじゃないかなぁと。
福永シュヴァルグランがダイヤモンドを超えるパターンってのはドスローの4Fスパート戦だ。これはデニムアンドルビーの本領も本領。ジェンティルドンナやラブリーデイとガチ接戦を繰り広げるレベルのパフォーマンスを見せられる展開であり、あと阪神大賞典でゴールドシップの2着になるくらいの展開だ。
それならこのメンツくらいはねじ伏せなきゃならんだろう。バルザローナも金鯱賞で手の内に入れたと見たいが・・・彼の差しでG1を勝てやしないとも思うんだよねぇ。まぁ分かりやすい差し馬ではないんだけれども。
心の底ではデニムアンドルビーを本命にしたいんだ。けれど「ドスロー専門の追い込み馬」というキャラクターをバルザローナが1戦で理解出来たとは思えないし、彼はあくまでも先行の騎手だから差し追い込みで買うには不都合。
これで綺麗に差せる騎手は長い間コンビを組んだ浜中俊くらいだと思うけれども、これが中山で差すにはキャリアが不足している。田辺のまくりに応じるだけのスタミナはないし、戸崎圭太の差しではソフトにすぎる。ノリのポツンは妙味が大きいけれども、これもかなりスタミナに依存するきらいが。
川田の追い込みが欲しかった。
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