ジャスタウェイ×アグネスデジタルでダートの帝王を作る可能性を考える
ジャスタウェイ×マイネエスポワール
ジャスタウェイ×サウンドバリアー
シャロン×Crafty Prospectorの相似性において、ジャスタウェイ×Crafty Prospectorがニックスではないかと書いた。クラフティワイフを持ってくることがベターだとは思うが、流石に弾が少なすぎる。なのでアグネスデジタルを相手に出来るのであれば、面白いのではないかと。
アグデジサンデーはそこそこのニックスではあるが、アスカノロマンやカゼノコなんかのとおりに非サンデーも頑張っている。だが牝馬に関しては総賞金順にグランプリエンゼル、メイショウスザンナ、ホクセツダンスとサンデー持ちがトップスリーを走る。4番手がマイネプリンセスであるが、これはトニービン。
なので5番手以降のマイネエスポワール、サウンドバリアー、ホクトグレインを例として架空血統表の的にしてみたわけだが、これがなかなかハマっている。
サウンドバリアーはさておくとして、マイネエスポワールとホクトグレインについて考える。共通点は以下の通りだ。
ヒンドスタン
サンキスト
マイネエスポワールはフロムマイハート（父ハーツクライ）の母でもあるから有力ではないかと。
ノーザンテーストとトニービンはエアグルーヴなどにも見られるニックスであり、またジャングルポケットの上級産駒はほとんどがノーザンテーストを持つ。ハーツクライの上級産駒にはノーザンテースト持ちはほとんど見られはしないが、アグネスデジタルとの配合を考えるのであれば、使って損はないだろう。
ヒンドスタンはUgandaクロスかつヒンドスタン≒Borobellaを狙えるので面白いのではないかと書いてきた。ただし効果的に働いた例はなく、処理が難しいのか作用しないのか難しいところ。アグネスデジタルがUmidwar持ちであるから、アグデジ×ヒンドスタンには十分な根拠があり、またジャスタウェイのWild AgainもヒンドスタンとUdaipurから生じた名血統である。（Udaipur≒Umidwar）
さらに書くと、Wild Againの母Bushel-n-Peckとアグネスデジタルの4代母AimeeはHyperion×Umidwar＝Udaipur×Eclairを同じくするニアリーの関係にある。これが作用するのであればキングカメハメハとの配合も狙えるかもしれない。（アグデジとキンカメは同じAimee一族）
トサミドリはプリメロの仔であり、Umidwarにプリメロ＝Avena＝Harinaを組み込むのは欧州の名血統にも見られるニックス。またステイゴールド×メジロマックイーン、いわゆるステマ配合における根拠でもあるし、メイショウサムソンの最強配合馬と見込むデンコウアンジュの根拠もそれ。
サンキストに関しては要検証。まさかこんな古風な血統が重なるとは思ってもいなかった。
ホクトグレインはサッカーボーイ持ちであるからPrince Chevalierクロスがトニービンとの間に発生する。トニービン×ロイヤルサッシュにはタマモの兄弟らやフェイムゲーム、あとはドリームパスポートがある。ややG1には物足りない配合であることに間違いはないが、効果がないわけではない。ジャスタウェイ×ホクトグレインの場合であればフェイムゲームを短い距離に寄せるイメージになるのではないかと思う。
マイネエスポワールはアンバーシャダイを持つのでGallant Man持ち。オウケンブルースリと同じBois Roussel×Blandford×Buchanをオンリーフオアライフの2代母Borobellaと同じくする効果が見込める。
これらは基本的にアグネスデジタルの米血を欧州の血統で緩和しようという姿勢が見える。芝での活躍に留まるのではないだろうか。それはサウンドバリアーに当てはまることがないことであるが、それでもこの配合も芝になりそう。
根拠はつまりSecretariatクロスだ。アグネスデジタル×Seattle Slewなんてダートに出ても良さそうなものだが芝の千四で走り続けることとなった。ダートというよりマイラーや千四馬が出そうな配合である。それも京都をサラサラと下りそうな配合であって、ダートに出ても軽い砂しかこなさいはず。
アグネスデジタルを相手にするとUmidwarを主体とした配合ばかりが目立つようで、やはり牝馬で出世するアグデジというのは芝で走った方がいいみたい。ダートで活躍した牡馬の全姉や全妹で次は考えよう。
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